白髪染めを使って定期的に白髪を隠し続けていると、「いつまで白髪染めを続けなければならないのか」と不安になる人が多くいます。
なぜなら、手間がかかることや頭皮の健康の問題、さらに経済的にも節約したいなどの理由があるからです。
そして、白髪染めをやめようと思うとき、ある不安が頭をよぎります。それは、「白髪染めをやめるとき、染めた髪と新しく生えてくる白髪をどのようにすれば不自然に見られなくなるのか」です。
この不安がネックになって、白髪染めをやめる踏ん切りがつかない人も多いようです。
実は、白髪染めをやめるときのこの悩みは、ヘアカラートリートメントを使うことで解消できます。
このページでは、白髪染めをやめるための5つの方法と、ヘアカラートリートメントを使う白髪染めのやめ方についてお伝えしていきます。
このページの目次
白髪染めをやめたくなる理由
白髪染めをやめたくなる理由は、人によりさまざまです。その理由が気持ちに強く働いて、「白髪頭のほうがマシだ」と思うときが白髪染めをやめるタイミングといえます。
白髪染めをやめるタイミングはそれぞれの人によりますが、その中でも特に多くの人が抱える白髪染めをやめたくなる理由についてお伝えします。
ヘアカラータイプの白髪染めによる髪や頭皮への悪影響
ヘアカラータイプの白髪染めを使っていると、頭皮がヒリヒリしたり髪がパサついたりすることがあります。これは、ヘアカラータイプの白髪染めに使われている強い薬剤が原因です。
ヘアカラータイプの白髪染めは、強い薬剤を使い髪をおおっているキューティクルを開き、髪の内部を脱色し、脱色した髪に黒色を入れることで白髪を染めます。
そのため1度白髪染めをするだけでしっかり白髪を隠すことができるのです。
しかし強い薬剤を使うため、髪や頭皮に悪影響を及ぼし、時にはアレルギーがおきてかゆくなったりカブレたりします。
また、ヘアカラータイプの白髪染めの場合、使い始めはアレルギーがでなくても使い続けることでアレルギーがでることもあります。さらに、ヘアカラータイプの白髪染めをくり返し使うと、髪が細くなったり薄毛になったりする場合もあるのです。
ヘアカラータイプの白髪染めを使い続けていると、このような心配があるため、白髪染めをやめたくなる人が出てきてしまうと考えられます。
白髪染めをすることが面倒くさくなった
白髪染めをするには、多少なりとも手間や時間が必要です。白髪染めを繰り返す間隔は1~2ヶ月に1度の人が多いようです。
白髪染めを始めたばかりの頃は、白髪を隠せることで若々しくいられるため、白髪染めを繰り返すことを大変であるとは思いません。しかし何度も白髪染めを繰り返していると、白髪染めをする度にかかる手間が面倒くさくなるものです。
そのため、白髪染めをする面倒よりも白髪染めをやめて白髪頭でいることを選ぶ人がいるのです。
年相応の髪色にしたい
白髪染めをして黒髪でいると、若々しく見えます。しかし、年を重ねていると顔にシワが増えたりシミができたりして、年をとった顔になってきます。
年をとった顔に対して髪が黒々していると、少し違和感を覚えてきます。周りの人からも、顔と髪が不釣り合いであると思われるようになります。若々しい髪に対して顔がそぐわなくなると、周りの人に、「白髪染めをしているのか」と思われやすくなります。
このような顔と髪の違和感から、白髪染めをやめて年相応の白髪のある髪にしようと考えるようになるのです。
白髪染めをやめられない理由
これまでお伝えした通り、さまざまな理由で白髪染めをやめようと思う人がいます。しかし白髪染めをやめようとするとき、ある恐怖が思い浮かびます。
それは、染めた黒髪と伸びてくる白髪の状態をどのようにしたらカッコ悪くならずにいられるかということです。一般的によくいわれる「逆プリン」という状態になるのがイヤなのです。
確かに髪の分け目が白く目立って毛先だけが黒い状態は、見た目もあまり良いとはいえません。白髪染めをやめてしばらくすると、もみあげや耳の周りなどの髪が短い場合はそこだけ白く際立ちます。
これらの不安があるため、白髪染めをやめることに踏み切れなくなるのです。
白髪染めをやめる5つの方法
上記の通り、白髪染めをやめたいが、やめるには逆プリンになるのが恥ずかしいという想いがあります。しかし、この恥ずかしさを解決できる方法があります。ここでは白髪染めをやめる方法を5つ紹介します。
恥ずかしさを我慢する
恥ずかしいという気持ちの度合いは、人により違います。たとえば全く恥ずかしくない状態を「0」として、死んでも避けたいという想いを「10」とします。その中で逆プリンになるのが恥ずかしいと思う気持ちは「1」の人もいれば「8」の人もいるのです。
そのため、「恥ずかしいけど、少しの期間だからガマンできる」という人であれば、そのまま白髪が伸びて年相応の髪になるまで我慢することも良いのではないでしょうか。
ただ、ガマンできる人ばかりではないと思います。ガマンできない人は、以下の方法を参考にしてください。
徐々に染める色を明るくする
今白髪を染めている色が何色であれ、白髪を隠しているということは、白よりも暗い色を使って白髪を染めていると思います。たとえば、黒色や茶色などです。
白髪染めをやめるとき、今の染めている色よりも少しずつ色を明るくしていくことで、徐々に白髪に近い色にすることができます。
ただこの場合は、地毛の黒髪も染めてしまいます。つまり、黒髪も明るい色になるのです。完全に髪を染めることをやめると、明るい色に染めた黒髪は、また黒髪として伸びていきます。
そのことを常に頭に入れて、支障のないタイミングで染めることをやめるようにしてください。
坊主にする
白髪染めをやめて1ヶ月くらいたつと、白髪が1cmくらい伸びています。このタイミングで白髪頭にイメージチェンジすることができます。髪を坊主頭にするのです。
白髪染めをやめて1ヶ月くらいたったら、床屋か美容院へ行って、または自宅で坊主にしましょう。1ヶ月くらいたつと白髪が1cmくらい伸びています。
そのため坊主にすれば、染めた髪は全てなくなり、きれいな白髪の坊主ヘアーになれます。
今では趣味で坊主にする人も多くいます。初めは恥ずかしく思うかもしれません。しかし慣れてくると、坊主頭が快適と感じるようになるかもしれません。
美容院で「白髪染めをやめたい」と相談する
「餅は餅屋」という言葉があるように、専門家に聞くことは良いことです。美容師は髪のプロです。
当たり前ですが、プロは素人よりも知識があります。豊富な知識から個別に合う方法やスタイルを提案してくれるでしょう。
1人で何日も悩むより、1度美容師に相談するほうが、白髪染めをやめるときの悩みを早く解決できる可能性が高いです。
自宅で白髪ぼかしをする
美容院に行けば白髪ぼかしをして、白髪を黒く染めずに白髪を目立たなくしてくれます。しかし白髪ぼかしを繰り返す度に美容院に行くことは、お金がかかります。
ただ、美容院に行くとお金がかかりますが、自宅で染められるヘアマニキュアタイプの白髪染めを使うと、美容院へ行くより安く済ませることができます。
ヘアマニキュアタイプの白髪染めとは、髪の表面に色をつけて白髪を隠すタイプの白髪染めです。表面に色をつけるため、1度使っただけではしっかり染まりません。
ヘアマニキュアタイプの白髪染めは、くり返し使うことで徐々に白髪が染まっていくタイプなのです。そのため、しっかり染まる前に使うことをやめると白髪ぼかしができます。
お勧めのやめ方はヘアカラートリートメントを使うこと
このページでは、白髪染めをやめるときに思う心配と、その心配を解決する方法をお伝えしました。その中で白髪染めをやめるときに良い方法としてお勧めするのは、ヘアマニキュアタイプの白髪染めを使って「白髪ぼかし」をする方法です。
ヘアマニキュアタイプの白髪染めの中でも、ヘアカラートリートメント(白髪染めトリートメント)は特にお勧めです。
ほとんどのヘアカラートリートメントは、髪や頭皮に悪影響を与える強い薬剤を配合していません。強い薬剤を使うどころか、逆に髪や頭皮にやさしい無添加の植物由来の成分を配合している商品が多いです。
そのため、アレルギーの心配もほぼありません。
ヘアカラートリートメントは、トリートメントを主の目的としています。そのため、髪や頭皮に良い影響を与える成分を多く使っており、トリートメント効果が期待できます。髪を染めたあとの髪のパサつきやゴワゴワ感などはありません。
逆に髪にボリューム感がでたり髪がつややかになったりします。
ヘアカラートリートメントの染め方は、髪の表面に色をつけるタイプであるため、1度染めただけではしっかり色がつきません。使い続けることで徐々に希望の色に染まります。
この仕組を利用すれば、しっかり染めた黒髪のあとに生えてくる白髪を少しずつ染められます。つまり、白髪をぼかしながら髪を伸ばしていくことができるのです。
そして、しっかり染めた黒髪をカットしても良いくらい髪が伸びたところで黒髪をカットすれば、ヘアカラートリートメントで染めた髪のみになります。
あとはヘアカラートリートメントで色を調節しても良いですし、何もせずに白髪頭にするのも良いでしょう。
白髪染めをやめるとき、ヘアカラートリートメントを使えば、髪や頭皮を健康的にしながら徐々に黒髪から白髪に移すことができます。ヘアカラートリートメントは、白髪染めをやめるときにお勧めの白髪染めです。