白髪が生えてくると、実年齢より年上に見られがちです。そのため、できれば白髪は隠したいものです。しかし男性の場合、すぐに白髪を染める人としばらく放置する人、または白髪のままでいる人に別れます。
白髪を染める人は、「年寄りに見られたくない」、「疲れている印象を受けたくない」などの理由のため白髪を染めているようです。一方で、白髪を染めずにそのまま放置している人は、「自然の状態が良い」という思いがあるため白髪頭でいるようです。
どちらにしても白髪がある男性の場合、職場やプライベートなどで女性から自分の白髪が「どのように見られているのか」、「どのように思われているのか」は、気になるところではないでしょうか。
そこで、20~60歳代の女性に「白髪の中年男性をどのように思うか」というアンケートを実施しました。アンケートの結果では「似合っていいれば白髪でも良い」という意見がありました。一方で、「白髪は染めたほうが良い」という意見もありました。
アンケートを実施した結果、女性から見て、白髪でも許される男性と染めたほうが良いと思われる男性に分かれることがわかりました。このページではアンケートの結果をもとに、白髪のヘアスタイルが似合う男性はどのようなタイプの男性か、逆にどのような男性は白髪を染めるべきかについてお伝えしていきます。
このページの目次
アンケートの結果から見える白髪の中年男性に対する女性の視線
先ほどお伝えした通り、20~60歳代の女性を対象に「白髪頭の中年男性をどのように思うか」アンケートを行いました。アンケートの結果はこちら
アンケートの結果では、白髪に対して「カッコいいと思う」、「生きざまを感じられる」という意見があります。一方で、白髪は「実年齢より年上に見える」、「ストレスや疲労がある印象」という意見もあります。
しかし、これらの白髪に対する意見より気になるアンケートの結果があります。それは、白髪があるかないかよりも、白髪を「きちんと手入れをしているか」、「清潔感はあるか」という返答です。
アンケートの結果から推測すると、女性は男性の白髪だけを見ているのではなく、男性そのものをみているようです。つまり、「白髪だからカッコいい」、逆に「白髪は染めたほうが良い」と、見た目の白髪だけで判断しているのではないのです。
白髪が似合っているか、似合っていないか
それでは女性は、どのような男性であれば白髪が似合っていると考え、逆にどのような男性の場合は白髪を染めたほうが良いと思うのでしょうか。
先ほどお伝えした通りアンケートの結果から、女性は男性の服装や姿勢、仕草など男性として総合的に見ています。白髪はアイテムの中の一つにすぎません。
白髪が似合っているか似合っていないかは、男性が内面だけでなく見た目まで気を使っているかどうかにあるといえます。では、どのようなことに気を使っていけばよいのでしょうか。以下よりお伝えしていきます。
清潔感があるかないか
清潔感があるかないかは、パッと見のカッコよさだけでは判断できません。たとえばスーツを着ていても、髪の毛がボサボサでは清潔感があるとはいえません。
また女性の中には、髪の手入れをしていない人や自然に伸ばしたままの白髪まじりの髪の人は、清潔感に欠けていると感じる人もいるようです。
一般的に髪であれば、短髪にしてさっぱりするだけで印象が良くなります。特に前髪が長すぎたり、もみあげが不ぞろいでは、清潔感に欠けると思われがちです。
ただし短髪であっても、白髪がまじったごま塩のような髪はあまり好まれないのが現実です。そのような場合は、白髪を染めて白髪を隠したほうが良いでしょう。
髪を含め清潔感を感じられる人は、たとえ白髪であっても「白髪が似合っている」と判断されるようです。
姿勢が良いか良くないか
男性は、姿勢が良いだけでカッコよく見えるものです。背筋を伸ばして胸を張り、堂々と歩く姿はステキに見えます。逆に、猫背で肩をすぼめて、小股でチョコチョコ歩いていてはカッコよくは見えません。
私は実際にやってみて感じたのですが、意識をして胸を張り堂々と歩くと、気持ち的にも自分に自信が湧いてきます。逆に猫背になって下を向いて歩いていると、気持ちが陰にこもってしまいます。
つまり、このような内面のことが姿勢となってあらわれるため、姿勢を良くしているだけでカッコいい男性と見られるのでしょう。
カッコいい男性と思われることができれば、その人が白髪であろうとなかろうと関係なくなります。つまりカッコいい男性であれば、たとえ白髪であっても、「白髪が似合っている」と女性から思われるのです。
逆に、たとえカッコいい男性と同じスタイルの白髪スタイルであっても、姿勢が良くない男性は、女性から「だらしない」とレッテルを貼られる可能性があるのです。背筋を伸ばして胸を張り、堂々とした姿でいることを目指しましょう。
おじさんくさい仕草をしているかしていないか
おじさんくさい仕草とは、どのようなものでしょうか。いくつか例を上げてみます。
- 周りの人の目を気にせず、食後に爪楊枝を使う
- 使った爪楊枝をしばらくくわえたままでいる
- 食後の水やお茶でブクブクうがいをする
- 袋を開けるときやお札を数えるときに指先をなめる
- 必要以上に大きな声でくしゃみをする
- ハイウエストぎみにズボンを上げる
あげれば切りがないくらい、おじさんくさい仕草は日常の中で溢れています。しかもおじさんくさい行動にプラスして、お腹が出ていたり髪がボサボサであったりすると、女性に好まれる可能性はかなり低いでしょう。
ましておじさんくさい男性が白髪であれば、とても白髪が似合っているとは思ってもらえません。日常的におじさんくさい仕草をしている人の白髪は、実際は清潔にしいても女性からは不潔に見えてしまうということです。
普段の行動を少しだけ意識して、周りの女性からどのように見られているか気にすることも良いのではないでしょうか。
カッコいい渋さがあるかどうか
女性にはほとんど使われませんが、歳を重ねた男性には、「渋い」という言葉が存在します。この言葉は、中年男性に好印象を与えてくれます。つまり、たとえ中年であっても女性から「渋さがある」と感じてもらえれば「カッコいい男性」として認めてもらえるのです。
では、どのようにすれば白髪であっても女性から渋いと認めてもらえるのでしょうか。それにはまず、白髪が増えてきたと感じたらヘアスタイルに気を使ってみましょう。
白髪が増えてきたときのヘアスタイルは、最初は美容院に行き美容師に相談することをお勧めします。個人の判断でヘアスタイルを決めても、多くの場合納得できるヘアスタイルにはならないからです。
おすすめは短髪です。前に述べた通り清潔感を意識した場合、白髪まじりのヘアスタイルで女性受けが良いのは短髪だからです。
ただ白髪がまじったヘアスタイルは、実際の年より上に見られることが多々あります。実年齢より上に見られることと白髪のヘアスタイルだからこそ得られる渋さを比較して、渋さが勝っている場合は白髪のヘアスタイルでも良いのではないでしょうか。
逆に、白髪のヘアスタイルでいることで、渋さより本当の年より上に見られることを避けたい場合は、白髪を染めることをお勧めします。白髪を染めることで、おじさんぽさを減らすことはできます。
全身の身なりに気を使っているかどうか
何度かお伝えしていますが、女性は男性をカッコいいと判断するとき、男性そのものを見ています。白髪だからカッコいいとか、白髪だからだらしないと思っているわけではありません。
特に女性の目にとまることの一つとして、「ファッションに気を配っているか」、「おしゃれに気をつかっているか」ということがあげられます。女性自身が自分のファッションを気にしているため、男性のおしゃれにも目がいくのです。
いつも同じ服を着ていたり、ヨレヨレのままの服を着ていたりすることはあまり良いファッションであるとはいえません。
モデルのような服装をする必要はないと思います。ただ、周りから見てだらしない服装は避けるべきではないでしょうか。ファッションに気をつかうことで、白髪であっても「白髪が似合っているステキな男性」と感じてもらえるのです。
白髪が似合うかどうかは顔による
ここまで、いろいろな角度から白髪が似合う男性の条件をお伝えしてきました。しかし、ここでお伝えすることが女性から白髪が似合うと思われる一番のポイントだと思います。
その一番のポイントとは、顔がカッコいいかそうではないか、ということです。このようなことをいうと、元も子もない話になりますが、女性はとてもシビアです。
ファッションに気をつかい、ヘアスタイルをきめて日常のさりげない仕草に気を配っても、顔がカッコよくない場合、女性はその男性に対して「残念」と感じてしまいます。正直、私が白髪を染めている理由はここにあります。
パートナーや奥様がいる男性は、パートナーや奥様が「白髪で良い」というのでしたら、そのまま白髪でも良いでしょう。
しかし、顔がカッコいいと思えない男性が他人の女性からの視線を気にするのでしたら、白髪を染めることをお勧めします。白髪を染めると、若々しく見られます。さらに自身の気持ちも若くいられるからです。
白髪を染める場合はヘアカラートリートメントがお勧め
このページでは、女性からの視線を意識した場合、男性は白髪を染めるべきか染めなくてもよいかについてお伝えしました。
女性から、「白髪が似合っている」、「渋くてカッコいい」と認められる場合は、白髪でも良いでしょう。しかしそうでない場合、白髪頭はだらしなく感じられたり実年齢より年上に見られたりします。
そのような場合は、白髪を染めることをおすすめします。白髪染めにはいろいろな種類があります。私は白髪染めの中でもヘアカラートリートメントをおすすめしています。
なぜならヘアカラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい成分を配合している商品が多く、アレルギーの心配もほぼないからです。
また、使い続けることで徐々に希望の色に近づいていくため、周りの人に白髪染めをしていることがバレにくいというメリットもあります。
「白髪が似合っていない」、「白髪のせいで年寄りのようだ」と感じてしまう場合は、ヘアカラートリートメントで白髪を隠してはいかがでしょうか。私はヘアカラートリートメントで白髪を染めています。