白髪が染まるまでの待ち時間が3分の白髪染めヘアカラートリートメント、「ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメント」をご存じですか。ラボモは、育毛剤などの毛髪製品に定評のある「アートネーチャー」が作っている白髪染めです。
ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントは、アレルギーの原因の一つとされているジアミンを配合していません。7種類の美容保湿成分によって髪に潤いを与え、頭皮環境を整えるヘアケア効果が期待できます。
このページでは、ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントを使って白髪を染めてみた経過と結果をお伝えします。
このページの目次
体験レポート
ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントの色の種類は、「ナチュラルブラック」、「ダークブラウン」、「ブラウン」の3色です。今回は、ナチュラルブラックで白髪を染めてみます。
届くもの
ネット通販で注文すると、このような箱で届きます。
箱をあけると以下のようなものが入っています。
- ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメント本体
- ビニール手袋(2組)
- ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントのパンフレット
- 使用上の注意
- 定期コースの案内
- 青汁の紹介
- 明細書
上記のとおり、手袋が2組ついています。これまでいくつかのヘアカラートリートメントを注文してきましたが、手袋が2組ついているのは初めてです。手袋は使い捨てになると思いますが、2組あるのは親切だと思います。
ただ、男性の手には少し小さめで、かなり破けやすいのは残念です。
また、ヘアキャップやコーム(クシ)はついていません。ヘアキャップがないのは、3分で色が定着しやすいためかと思われます。コームがついていないのは、手でもみ込むようになじませることをすすめているためのようです。
しかし、髪の生えぎわなどは、指ではきれいに塗りにくいです。コームがついていればさらに親切だと思います。
白髪染めの準備
ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントを使って白髪を染めるとき、手袋をすることをすすめています。爪のまわりや爪と指の間に色がつくと落ちにくいためです。
そのため、手を汚したくない人は、手袋を用意する必要があります。付属の手袋は小さく薄いため、破ける可能性があります。100円ショップなどでビニール手袋を購入すると良いでしょう。
また、コームがあるとクリームを髪全体に均等に伸ばしやすく、さらに髪の生えぎわなどに使うと、きれいに塗れて便利です。コームやクシは100円ショップでも購入できます。手元にない場合は、購入しておくと良いでしょう。
パッチテストをする
アレルギー体質の人や肌が敏感な人は、使う前にパッチテストをすることをおすすめします。
ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントは、ノンジアミンではありますが、すべての人にアレルギー反応が出ないわけではありません。髪に色がつくまでの放置時間が3分ということは、他のヘアカラートリートメントよりもかなり早く色がつきます。
早く色がつくということは、それだけ色がつきやすい成分を配合している可能性があります。
そのため、ハレやカブレなどのアレルギーが心配な人は、前もってパッチテストを実施すると良いでしょう。パッチテストの詳しいやり方はこちらをご覧ください。
シャンプーをする
ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントは、クリームを塗布する前にシャンプーすることをすすめています。髪についたホコリや汚れを落とすためです。
また、整髪料などを使っている場合は、しっかり落とすと良いです。髪に整髪料や汚れが残っていると、色がつきにくくなり、色ムラの原因になるためです。
このとき使うシャンプーは、シリコンが配合されていないものが良いです。シリコンが配合されているシャンプーは、髪をコーティングするため指通りがよくなりますが、色がつきにくくなるためです。
タオルドライする
シャンプー後は、タオルで水気を取ります。髪についている水分が多いと、クリームののりが悪くなり、色の定着が悪くなります。
タオルで髪をたたくように水分を取ります。このとき、頭皮をゴシゴシとこすらないようにします。髪を傷つけたり、若い毛を抜いてしまったりしないようにするためです。
クリームを手にとる
ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントは、直接素手であつかっても安心な成分でできています。しかし、爪の周りについた色は落ちにくいです。
同封されているパンフレットや使用上の注意書でも、手の汚れが気になる人は手袋をすることをすすめています。
使用量の目安は、以下のとおりです。
髪の長さ | ピンポン玉大(直径約4cm) |
---|---|
ショート | 1個 |
セミロング | 2個 |
ロング | 3個 |
私の髪の長さは、ショートです。そのため、ピンポン玉大1個分で髪全体に塗布できます。しかし実際に使ってみると、ピンポン玉大1個分では少し物足りない感じがします。白髪の量が多いこともあり、少し追加して使います。
髪になじませる
髪にクリームを塗布していきます。このとき、手でもみ込むように髪になじませると、色ムラになりにくく、きれいな仕上がりになります。
このときの注意点として、「できるだけクリームを地肌につけない」ということがあります。クリームを地肌につけないという注意点は、パンフレットにも公式ページに記載されています。
なぜ地肌につかないように注意するのか、メーカーに聞いてみました。するとメーカーの答えは、以下のとおりです。
まず、「地肌とは、頭皮のことか」と聞いたところ、「はい、頭皮のことです」とのことです。
次に、「なぜ、頭皮につかないように注意するのか」と聞いてみると、「頭皮に色がついてしまうから」ということです。「頭皮に色がついてしまうと、すすぎに多くの時間がかかることと、頭皮に成分が残っ他状態で、長い時間放置することはあまりよろしくない」からなのだそうです。
メーカーの話によると、「髪と頭皮のための美容保湿成分」と公式ページに書いてあるが、主に髪に使うことを前提としているようです。そのため、できるだけ髪だけに使うことをすすめているようです。
ただ、絶対に頭皮にクリームをつけてはいけないということではないため、安心して欲しいということです。
アレルギーが心配な人は、まずパッチテストを行なってから使うことをすすめています。パッチテストで変化がなければ、クリームが頭皮についてもアレルギーが出ることはほぼないためです。
今回は、手でなじませた後、以前からあるコームを使って均等に塗ってみます。また、髪の生えぎわなどはコームを使うときれいに塗れます。
3分間放置する
一般的なヘアカラートリートメントタイプの放置時間は、短くても5分、長いもので20分程度の放置時間を設けています。しかし、ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントの放置時間は3分間です。
3分間は、手袋やコームを洗ったり、ヒタイや顔についてしまったクリームをふき取ったりしているとすぎてしまう時間です。そのため、「待っている」という感覚がないまま放置時間がすぎていきます。
また、一般的なヘアカラートリートメントは、髪があたたまり、色が定着しやすくなるため、ヘアキャップをかぶったりラップで頭をくるんだりすることをすすめています。
しかし、ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントのパンフレットには、ヘアキャップを使うことは書いてありません。ただ3分間待てば良いようです。
また、他のヘアカラートリートメントの中には、長い時間(たとえば30分とか1時間)放置すれば、それだけしっかり色が定着するものもあります。
しかしラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントは、3分間以上おいても染まり具合に変わりがないと書いてあります。5分以内に洗い流すことをおすすめしています。
しっかりすすぐ
3分間たったらシャワーを使ってお湯ですすぎます。このとき、お湯の色が透明になるまで、しっかりすすぎます。
「あまりしっかりすすぐと、せっかくついた色が落ちるのではないか」と思う人がいるかもしれません。しかし3分間で着色するため、充分に洗い流して大丈夫です。
逆に、すすぎがあまいと、服やまくらなどに色移りする可能性があります。色移りを避けるためにも、しっかりすすぐことをおすすめします。
ドライヤーで乾かす
すすいだあとは、タオルで簡単に水気をとってから、ドライヤーで髪を乾かします。「髪は自然乾燥が良いのではないか」と思われるかもしれません。
しかし、髪が濡れているままの状態は、髪をおおっているキューティクルが開いている状態です。キューティクルが開いていると、髪を保護できず、ダメージを受けやすい状態といえます。
キューティクルが開いたままでは、髪にツヤがなくなり、パサつきの原因にもなります。髪をすすいだあとは、自然乾燥ではなく、ドライヤーを使って、髪の根元から乾かすようにしっかり乾かしましょう。
また、ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントを使った直後に、整髪料や育毛剤を使うことも色落ちする原因となります。すぐに髪全体に使わず、目立たない部分で試してからお使いください。
1回目の使用結果
今回は、いつもより白髪が目立った状態で染めたため、あまり染まらないかもしれないと思っていました。しかし写真のとおり、1度使っただけである程度白髪を隠せています。2回目以降も期待ができそうです。
2回目の使用結果
2回の使用で、染める前に比べ、かなり染まったように感じます。私的には、2回染めるだけでも良いように思いますが、パンフレットの開発者からのおすすめポイントに「最初は3日連続で使用」とあるため、もう一度染めてみます。
3回目の使用結果
3日連続で染めると、かなり黒く染まります。ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントは、しっかり染まるタイプのヘアカラートリートメントといえます。
しっかり染まった後は、1周間に1~2度程度、白髪の状態に合わせて使えば、いつまでも若々しい髪を保てるでしょう。
ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントの特徴
白髪を染めるとき、髪を脱色し髪の内部に色を入れると、1度でしっかり白髪が染まり、色落ちもしにくいです。しかしラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントは、髪の表面に色をつけて白髪を隠すタイプの白髪染めです。
そのため、1度使うだけでは、希望の色に染まりません。ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントは、3回程度続けて使うことでしっかり白髪を隠せるようになります。
また、毎日のシャンプーで少しずつ色落ちすることも特徴の一つといえます。
ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントが髪の表面に色をつけるタイプの白髪染めである理由は、髪の表面に色をつけるほうが髪や頭皮にやさしいからです。
ドラッグストアなどで簡単に購入できる一般的な白髪染めであるヘアカラーは、髪を脱色し髪の内部に色を入れて白髪を染める白髪染めです。ヘアカラーは、強い薬剤を使い白髪を染めています。強い薬剤とはジアミン系の薬剤のことです。
ジアミンは、肌がカブレたりかゆくなったりするアレルギーの原因の一つといわれています。また、ジアミンは頭皮にダメージを与えるため、髪が育ちにくくなり、髪が細くなったり抜けたりすることもあります。
ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントは、アレルギーの原因と考えられているジアミンを配合していません。強い薬剤を使わず、植物由来の天然成分を美容保湿成分として配合しています。
ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントに配合されている美容保湿成分は、ガゴメエキスやオリーブ果実油など7種類です。そのため、毎日使うこともできる白髪染めなのです。
また、染まるまでの待ち時間が3分と短いことも特徴といえます。ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントは、独自の処方で髪をおおっているキューティクルをコーティングし、染毛料をすばやく密着させます。そのため、3分で色がつくのです。
ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントは、アートネーチャーが機能と質にこだわり研究を重ね開発した、髪へのやさしさと染めることを同時に叶えるノンジアミンのヘアカラートリートメントなのです。
使い方
ラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントは、5つのステップで簡単に染めることができます。
ステップ1:シャンプーする
髪に整髪料や汚れがついていると色がつきにくく、色ムラの原因となります。そのため、使う前にシャンプーをします。
シャンプー後は、タオルを使って水分をとると、色の定着度がアップします。
ステップ2:髪になじませる
クリームを手にとり、白髪が目立つところから塗布していきます。素手でも使えますが、爪のまわりなどについた色は落ちにくいです。そのため、手袋をすることをおすすめします。
ステップ3:3分待つ
髪になじませた後は、3分待ちます。この時間に、手や顔についた汚れを洗い落とすと良いでしょう。
ステップ4:すすぐ
3分たったらお湯の色が透明になるまでしっかり流します。すすぎが足りないと服やまくらに色移りする原因となります。服などについてしまった汚れは落ちにくいため、注意が必要です。
ステップ5:乾かす
髪を乾かすときは、タオルドライでやめずにドライヤーでしっかり乾かします。髪が湿っている状態は、髪がダメージを受けやすい状態といえます。髪がパサパサになるほど乾かす必要はありませんが、しっかり乾かすことをおすすめします。
しっかり染まる白髪染め
このページでは、アートネーチャーのラボモスカルプアロマヘアカラートリートメントを使って白髪を染めてみたときの経過と結果をお伝えしています。
写真のとおり、1回目の使用時からある程度色がつき、3回連続で染めるとほぼ白髪を隠すことができています。染まり具合は、他のヘアカラートリートメントと比べるとしっかり染まる白髪染めだといえます。
今回の私の場合は、特に頭がかゆくなることもなく、髪や頭皮がダメージを受けた印象はありません。色もすぐにつき、白髪を隠すことができました。
ただ気になるのは、たった3分である程度白髪が隠せるくらい染まることです。ヘアカラートリートメントの中には、すぐ染まるタイプとなかなか染まらないタイプがあります。
あくまでも個人的な考えですが、すぐ染まるということは、天然成分を配合しつつもすばやく染めるための薬剤も配合しているのではないかと思います。
そのため、肌が敏感な人やアレルギー体質の人は使う前にパッチテストをすることをおすすめします。
色の種類 | ナチュラルブラック ダークブラウン ブラウン |
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放置時間 | 3分 |
内容量 | 200g |
通常価格 | 3000円+税 |
定期コース | 2400円+税 |
送料 | 2本セットは無料 |