傷んだ髪の補修をしながら白髪を染めていく、ポーラのグローイングショットカラートリートメント。
よく染まり、トリートメント効果も実感できると評判です。
ところで、ポーラといえば化粧品で有名です。
グローイングショットカラートリートメントの公式ページをみても、女性向けに作られています。
はたして、女性向けに作られているグローイングショットカラートリートメントは、男性が使っても女性と同じように染まるのでしょうか。
はい、大丈夫です。男性でも女性と同じように染まります。
このページでは、ポーラのグローイングショットカラートリートメントが、男性でも染まることについてお伝えします。
このページの目次
男性でも染まる
グローイングショットカラートリートメントは、男性が使っても女性と同じように染まります。
白髪染めの成分に、「男性だから」とか「女性だから」という違いがないからです。
ただ、グローイングショットカラートリートメントの公式ページをみると、モデルや口コミを寄せているのはすべて女性です。明らかに女性向けに作られています。
なぜ、女性向けに作られているのでしょう。
女性向けに作られている理由は、使う人の割合が女性のほうが多いからです。
女性が多く使うのに、わざわざ男性向けに宣伝する必要はありません。
女性向けに宣伝すれば、さらに使う人が増えます。
つまり、ポーラの売り上げを伸ばすための戦略とみればいいでしょう。
白髪を染める成分において、男性用も女性用もないため、グローイングショットカラートリートメントは、男性が使っても女性と同じように染まるのです。
白髪を染める成分に男女の違いはない
先ほどお伝えしているとおり、白髪を染めることに関して、男性用も女性用も成分に違いはありません。
たとえば、染まりやすい男性もいれば染まりにくい男性もいます。
一方で、染まりやすい女性もいれば染まりにくい女性もいるわけです。
そう、染まるか染まらないかは、男性だからとか女性だからとかの問題ではないのです。
染まりやすいか、染まりにくいか、この違いは、髪質によります。
一般的に、太くて硬く、髪をおおっているキューティクルがきれいにそろっている髪は染まりにくいです。
特にヘアカラートリートメントの場合、染料成分の性質上、健康的な髪よりダメージを受けている髪のほうが色がつきやすくなっています。
このように、染まりやすいとか染まりにくいということに男女の差はないため、白髪を染めることにおいて、男性用も女性用も成分に違いはないのです。
男性用と女性用の違い
お伝えしているとおり、男性用の白髪染めも女性用の白髪染めも、「染め」に関して成分に違いはありません。
ただ、ドラッグストアなどに行けば、男性用と女性用を分けて販売しています。
では、男性用と女性用の白髪染めは、どこが違うのでしょうか。以下で説明していきます。
男性の方が色の種類が少ない
男性用の白髪染めと女性用の白髪染めにおいて違う点、その一つに「色のバリエーションのい違い」があります。
男性用は、ブラックを中心とした落ち着きのある色合いが多いです。
男性は、生活の中心が仕事のため、職場やお客様に対して落ち着いた印象をもたせたい希望が多いからでしょう。
一方で、女性用の色には、真っ黒はほとんどありません。
暗めの色でも、ダークブラウンなど重たすぎない色から始まり、明るいブラウンまで何種類にもわけて販売されています。
女性用の白髪染めに色のバリエーションが多いのは、たとえ白髪染めでもオシャレを楽しみたいと考えるからだと思われます。
このように、色のバリエーションが違うことは、白髪染めにおいて男性用と女性用で違う点の一つといえます。
男性の白髪染めは無香料が多い
男性用の白髪染めと女性用の白髪染めとで違う点は、色のバリエーションのほかに、「香り」もあげられます。
男性用は、無香料またはクールな印象の香りの白髪染めが多いです。
一方で、女性用は、ハーブの香りやアロマの香りなどが中心です。
男性は、女性ほど香りを気にしていない人が多く、対して女性は、香りも楽しみたいと願う人が多いからでしょう。
髪を染めることに男女の違いがない白髪染めですが、香りをかえることで男性用と女性用をわけて販売しています。
男性にはお得な女性向けカラートリートメント
実は、女性向けに作られているヘアカラートリートメントを男性が使うと、お得に使うことができます。
「男性だから得」とはどういう意味でしょうか。以下で説明していきます。
量が多い
「男性用白髪染めと女性用白髪染めの違い」ではお伝えしていませんが、男性用と女性用では、内容量が違う場合があります。
白髪染めの内容量は、男性用は少なく、女性用は多いです。
具体的には、男性用の白髪染めの内容量が160〜180gなのに対し、女性用は200g以上のものが主流です。
内容量に違いが出るのは、髪の長さに比例しているからです。多くの女性の髪は、男性より長いですから。
つまり、髪の短い男性が、髪の長い女性のために作られた白髪染めを使うということは、女性が1本で3回しか使えない白髪染めでも、男性なら4〜5回使えるということになります。
髪が短い男性は、髪が短い分多く使えるため、男性はお得といえるのです。
髪や頭皮にやさしい
女性用の白髪染めカラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい白髪染めが多いです。
もちろん、男性用の白髪染めカラートリートメントにも髪や頭皮にやさしい成分は含まれますが、配合量が違います。
女性向けに作られている白髪染めカラートリートメントは、男性用と比べ、髪や頭皮に対するやさしい成分が多く含まれます。
女性の髪に対する気持ちが強いため、メーカーに求めるものも厳しくなるのでしょう。
一方、女性に対して男性は、女性ほどファッションや美に対する意識が強くないため、髪に対する意識も女性ほど高くはないと考えられます。
そのため白髪染めも、「髪や頭皮へのやさしさ」よりも「よく染まる」ことを重視する傾向にあります。
このような背景があり、男性用の白髪染めには、髪や頭皮にやさしい成分が少なく、女性用の白髪染めには多くのやさしい成分が配合されているのでしょう。
髪を大切にしたい男性も多い
ただ、髪を大切にしたいのは、女性だけに限る話ではありません。
特に、5年後、10年後の髪の将来が気になり始めている40代50代の男性は、髪に気をつかっています。
そこでおすすめしたいのが、女性用に作られている白髪用カラートリートメントです。
お伝えしているとおり、女性用カラートリートメントには、髪や頭皮にやさしい成分がふんだんに使われています。
髪の将来が気になる40代、50代の男性には、もってこいの白髪染めです。
女性用の白髪染めには、男性用の白髪染めに配合されていないやさしい成分が多く使われているため、髪を大切にしたい男性が女性用の白髪染めを使うことはお得といえます。
グローイングショットカラートリートメントは男性におすすめの白髪染め
前述のとおり、男性が、女性用のカラートリートメントを使うとお得な点がいくつかあります。
そこでおすすめしたい白髪染めが、ポーラのグローイングショットカラートリートメントです。
特に、グローイングショットカラートリートメントは、40代、50代の男性におすすめできます。
理由は、以下のとおりです。
髪の内側と外側から染める
まず、男性が白髪染めに求めることは、白髪を染めることでしょう。
確かに、「白髪染め」という言葉のとおり、白髪が染まらなければ意味がありませんから。
グローイングショットカラートリートメントは、大きさが違う2つの染料で髪の外側と内側から染めます。
髪の外側を染める染料は、染料自体がプラスのイオンを持つため、髪の周りにあるマイナスイオンと結びつき着色します。
一方で、内側から染める染料は、分子が小さいため、髪の周りをおおっているキューティクルを開かなくても、キューティクルの隙間から入り込めます。
キューティクルの隙間から髪の内部に入り込める染料のため、髪の内側から着色できるのです。
グローイングショットカラートリートメントは、2種類の染料が、それぞれ違う役割をはたし髪を染めるため、1度目から着色し、数回続けて使うことで希望の色に近づいていきます。
以上のように、グローイングショットカラートリートメントは、1回目から色づきはじめ、数回使うことで白髪を目立たなくできるため、おすすめできる白髪染めです。
傷んだ髪を補修
ポーラのグローイングショットカラートリートメントは、白髪染めですが、傷んだ髪を補修する成分が含まれています。
ポーラといえば、女性のための化粧品やスキンケアの長年の研究で培われた知識がたくさんあります。
その知識を活かして、グローイングショットカラートリートメントにも、傷んだ髪を補修する成分が配合されているのです。
成分でいうと、「ユズ果実エキス」や「ヒマワリ種子エキス」など5種類のセラミドと「アスパラギン酸」や「アラニン」など14種類のアミノ酸などがそうです。
また、「トチャカ」と呼ばれる海藻のエキスも補修成分として配合されています。
このように、グローイングショットカラートリートメントには、ダメージヘアをケアする成分が含まれているため、髪の将来が気になる40代、50代の男性におすすめできる白髪染めなのです。
頭皮環境を整え健康的な髪へ
グローイングショットカラートリートメントは、ダメージヘアの補修をするだけにとどまらず、頭皮環境を整え健康的な髪へ導きます。
頭皮は、髪を育てる畑のような存在です。良い野菜を育てるには土作りが大切なように、健康的髪を育てるには頭皮環境を整えることが重要です。
そこで注目すべき成分は、3種類の浸透型コラーゲンと、オタネニンジン(高麗人参)根エキスです。また、パウダルコ樹皮エキスも健康的な頭皮へ整えます。
これらの成分が、頭皮を保湿し、エイジング効果を発揮し、頭皮環境を整えるのです。
グローイングショットカラートリートメントは、頭皮環境を整えることで、健康的な髪へ導きます。
この作用も、40代、50代の男性にはうれしい働きです。健康的な髪を手に入れることで、若々しい自分を取り戻せるからです。
グローイングショットカラートリートメントは、頭皮環境を整える面からも、40代、50代の男性におすすめできる白髪染めといえます。
簡単な使い方
グローイングショットカラートリートメントの使い方はとても簡単です。
「塗る」「すすぐ」「乾かす」の3ステップです。
事前準備
グローイングショットカラートリートメントを髪に塗る前に、シャンプーをします。髪についたホコリや脂分を落とすためです。
髪に汚れや脂がついていると、希望の色に染まらなかったり色ムラができたりします。
使う前にシャンプーして、髪をきれいにしましょう。
シャンプーが終わったら、タオルで水分を拭き取ります。
水分が多すぎるとクリームが薄まったり垂れたりして、うまく染まりません。
シャンプー後は、しっかりタオルドライしてください。
塗る
髪をきれいにし、水分を拭き取ったらクリームを塗布していきます。
塗布するときは、白髪が気になるところから塗っていきましょう。
そして、「気になるところ」「髪の生え際」の順で塗ったら、髪全体に塗布します。
特に使い始めはたっぷり使うことをおすすめします。少量のクリームを伸ばすのではなく、たっぷりのクリームを髪に乗せるように塗布しましょう。
塗布したら、そのまま5分待ちます。さらによく染めたいときは、待ち時間の5分を10〜30分に伸ばすといいです。
また、塗布したまま待つのではなく、ヘアキャップをかぶったりラップを巻いたりすると、クリームが温められ、さらに色づきがよくなります。
すすぐ
放置時間が過ぎたら、すすぎます。
すすぎが甘いと、枕カバーや衣類に色移りする可能性があります。
すすぐときは、すすぎ湯の色が無色透明になるまでしっかりすすぎましょう。
乾かす
すすぎ終えたら、髪を乾かします。
乾かすときは、タオルで水気をとって終わりにしてはいけません。
グローイングショットカラートリートメントの性質上、染めた後、髪が湿ったままだと、色移りしてしまうからです。
枕カバーや衣類に色が移らないよう、髪はドライヤーを使って根元からしっかり乾かしましょう。
染めてみました
グローイングショットカラートリートメントの手順にしたがって、染めてみました。今回はブラックで染めています。
1回で色はつき始めていますが、白髪はまだ目立ちます。
その後、5回連続で使ってみると、だいぶ白髪が目立たなくなっています。
今回の放置時間は10分です。10分の放置時間でこれだけ染まれば良いほうだと思います。
放置時間を30分にするとよく染まる
その後、色があせてから放置時間を30分にして染めてみました。
すると、1回である程度の白髪を隠すことができています。よく染めたい人は、放置時間を30分にすることをおすすめします。
色の種類は2色
グローイングショットカラートリートメントの色の種類は、「ブラック」と「ブラウン」の2色です。
女性向けの白髪染めにしては、色のバリエーションが少なく感じますが、男性には、ブラックがあれば問題ないでしょう。
落ち着いた印象をもたせたければブラックを、明るい色で軽く見せたい人はブラウンをお選びください。
よくある質問
グローイングショットカラートリートメントに関して、よくある質問に答えます。
素手で使っても大丈夫?
素手で使っても問題ありません。
ただし、手を濡らしてからお使いください。手を濡らしておけば、使い終わってすぐ石鹸などで洗えば色はほぼ落ちます。
「ほぼ落ちる」というのは、私の体験からの助言です。私の場合は、きれいには落ちなかったからです。
また、爪や爪周り、爪の間に入った色はすぐに洗っても落ちません。
手を汚したくない場合は、手袋をして使用することをおすすめします。
ブラックとブラウンを混ぜてもいい?
混ぜて使っても問題ありません。ただし、希望の色に染まるかどうかはわかりません。
混ぜて使うことに問題はありませんが、希望の色になるかどうかわからないため、おすすめはしません。
使用量の目安はどのくらい?
公式ページを見ると、女性向けに書いてあります。
ショート | 約15回分 |
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セミロング | 約7回分 |
ロング | 約5回分 |
私のイメージでは、刈り上げていたりスポーツ刈りのような短髪だったりすれば、女性のショートより多く使えると思います。
ただし、グローイングショットカラートリートメントは、200g入りのため、15回使うとなると、1回約13gです。
そうなると、1本で使える回数は約5〜6回です。
よく染めるためには、クリームをたっぷり使うことも重要なポイントなので、少なめに使うことはおすすめしません。
公式ページには「ショート約15回」と書いてあります。しかし、男性の場合、髪の長さにもよりますが、実際は、5〜6回程度だと思っているほうが良いでしょう。
ただ、部分染めに使うなら10回以上は使えます。
ブラウンで染めると黒髪も染まる?
ブラウンで染めても黒髪の見た目はそのままです。
グローイングショットカラートリートメントは、髪の表面に色をつけて白髪を目立たなくする白髪染めです。
そのため、黒髪の表面にもブラウンの色はつきます。
ただし、黒髪の表面にブラウンの色がついても目立ちません。見た目は、ブラックのままです。
色移りを防ぐ方法は?
色移りを防ぐ方法は、しっかりすすぐことと、しっかり乾かすことです。
髪や頭皮についている余分な染料はしっかり流し落とす必要があります。
すすぎ湯の色が無色透明になるまでしっかりすすいでください。
また、染料の性質上、濡れると色落ちしやすいです。
すすいだ後は、ドライヤーを使って、髪の根元までしっかり乾かしてください。
ジアミン系の染料は配合している?
ジアミン系の染料は配合していません。
ジアミン系染料は配合していませんが、アレルギーが心配な人は、使う前にパッチテストをして、安全の確認をしてから使ってください。
髪の将来が気になり始めている40代、50代の男性におすすめできる白髪染め
このページでは、ポーラのグローイングショットカラートリートメントが、男性でも染まることについてお伝えしています。
グローイングショットカラートリートメントは、男性でも問題なく使え、女性と同じように染まります。
しかも、女性向けに作られているグローイングショットカラートリートメントを、男性が使うとお得に使えます。
内容量が男性用より多く入っていることもお得ですが、さらに良いことは、髪や頭皮のことをいたわる成分がふんだんに使われていることです。
5年後、10年後の髪の将来を心配しはじめる40代、50代の男性にとって、これほどうれしいことはありません。
一般的に白髪染めは、髪や頭皮に悪影響を与えるイメージが強いです。
しかし、グローイングショットカラートリートメントは、白髪を目立たなくしつつ、髪の補修をしたり頭皮環境を整えたりして、健康的な髪へ導きます。
グローイングショットカラートリートメントは、髪の将来が気になり始めている40代、50代の男性におすすめできる白髪染めです。
香り | シトラスを効かせたスパイシーフローラル |
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放置時間 | 5分程度 (しっかり染めたい場合は、より時間をおく) |
色持ち | 1週間程度 (毎日のシャンプーで少しずつ色落ちする) |
使用量目安 | ショート大さじ1杯 セミロング大さじ2杯 ロング大さじ3杯 |
色の種類 | ブラック ブラウン |
内容量 | 200g |
価格 | 3190円(税込み) |
送料 | 無料 |