白髪って、黒髪の中に1本あるだけですごく目立っちゃってイヤですね。
しかも、白髪って、なんだか太く感じます。
しっかりしているというか、元気があるというか・・・。
でも、実際はどうなんでしょうね。
本当に、白髪は黒髪より太いのでしょうか?
太いとしたら、なんで太くなってくるのでしょうか?
その辺りを調べて見たら、資生堂さんと北里大学医学部皮膚科の勝岡憲生教授さんの共同で、白髪について研究をした結果を公開しているものを見つけたので、今回は、この研究結果をもとに、白髪は黒髪より太いのか、の真相に迫ってみたいと思います。
このページの目次
白髪の研究結果
さっそく、資生堂さんと勝岡憲生教授の共同研究の結果(資生堂の白髪研究による最新知見について )を見ていきましょう。
下に記すのは、一部のみの抜粋です。
・白髪の直径は黒髪よりも太い(平均値比較)
・白髪の伸びる速度は黒髪よりも速い(平均値比較)
・成長期にある白髪の比率は、黒髪よりも高い(平均値比較)
・白髪の断面の形状は、黒髪よりも偏平な傾向にある
この結果を見ると、やはり、白髪は黒髪より太いようですね。
実際に太いわけではない
この研究結果だけを見ると、黒髪より白髪のほうが太いと結論づけられそうですね。
でも、「平均値比較」というところにミソがあります。
公表しているページでは、この箇条書きの下に説明文もついています。
説明文によると、黒髪には、通常より細い毛も含まれているということ、そして、成長速度が遅い毛も含まれているということです。
その一方で、白髪には、細い毛が少なく、成長速度が遅い毛もあまりないということ。
これらを平均すると、白髪のほうが太いということになりますね。
どうやら、黒髪には、平均値を下げる毛が含まれていて、白髪には平均値を下げる毛が含まれていないから、平均値を取ると、白髪のほうが太いという結果になるようです。
なので、白髪は、健康的な黒髪より太いのではなく、健康的な黒髪と太さの差はほとんどないといえそうです。
また、白髪の切断面がへん平ということについては、へん平だから太いとは言い切れないと考えています。
なぜなら、幅が広い面は確かに太く見えますが、幅が狭い面は細く見えるはずですね。
つまり、見る面によって太くも細くも見えるということ。
なので、一概に、白髪のほうが太いとはいえないのではないでしょうか?
おそらく、「白髪のほうが太い」という先入観があるため、白髪が太く見える部分だけ見えてしまい、「ほらね、太いでしょ」って思うのだと思います。
白髪のほうが太く感じるだけ
今回は、白髪は本当に太いのかを調べてみました。
結論としては、白髪が太いのではなく、黒髪に細い毛が混ざっているため、太く見える、または太く感じると結論づけたいと思います。
他のサイトでは、「白髪のほうが太い」と言っているケースも多くあります。
私の見解とは違うので、どちらを信じるかはお任せします。
ただ、どちらにしても、問題は、太いかどうかじゃなくて、「白髪をなんとかしたい」ですね。
やはり、白髪対策としては、染めるのが一番速い解決策だと思います。
そして、染めながら、生活習慣を見直すなどして、白髪改善を目指していきましょう。
私が使っているのはこれ!
↓↓↓
無添加ヘアカラートリートメント【マイナチュレ】
マイナチュレカラートリートメントのご紹介は終了いたしました
ありがとうございます
