白髪をケアしつつも、潤いを与えながら植物エキスで健康的な髪に整える白髪染め、「綺和美(きわび)白髪用カラートリートメント」。
この白髪染めは、無添加とノンシリコーンにこだわり、22種類の天然植物由来のエキスを配合することで、使うほどに髪をケアし補修します。美容成分を多く配合しているため、トリートメント効果により潤いを含んだツヤのある健康的な髪に導きます。
このページでは、綺和美白髪用カラートリートメントの特徴と、使う前に知っておきたい注意点をお伝えします。
このページの目次
綺和美カラートリートメントの特徴
綺和美カラートリートメントは、一般的な白髪染め(ヘアカラー)とは違い、髪を脱色して髪の内部に色を入れることはしません。髪の表面に色をつけるヘアマニキュアタイプの白髪染めです。
ヘアマニキュアタイプの白髪染めの特徴は、使うたびに徐々に希望の色に近づいていくことです。
特に綺和美カラートリートメントは、ジアミンなどの強い薬剤を使わず植物エキスを配合することで、髪や頭皮へのダメージをより少ないのもにしました。それでは詳しくお伝えします。
7つの無添加
綺和美カラートリートメントは無添加にこだわっています。無添加とは、特定の物質を使用していないことを表す表現です。
綺和美カラートリートメントが使っていない物質は7つあります。「合成香料」、「鉱物油」、「パラベン」、「紫外線吸収剤」、「シリコーン」、「ラウレス硫酸」、「パレス硫酸」がそうです。
シリコーンに関しては、多くのシャンプーやトリートメントにも使われています。シリコーンが髪1本1本をコーティングして指通りがよくなるからです。
しかしシリコーンは、髪や頭皮、毛穴などへ蓄積される可能性があります。蓄積されたシリコーンは、髪の成長をさまたげ、髪が細くなるなどの原因となる可能性があるのです。
そのため、綺和美カラートリートメントはノンシリコーンにこだわった白髪染めにしてあります。
22種類の天然の植物由来エキスを配合
綺和美カラートリートメントには22種類の天然食物のエキスを配合しています。
22種類の植物エキスとは、「センブリ」、「オタネニンジン根」、「ボタン」、「アルテア根」、「フユボダイジュ花」、「アルニカ花」、「ゲンチアナ根」、「カミツレ花」、「オドリコソウ花」、「オランダカラシ」、「ゴボウ根」、「セイヨウキズタ」、「ニンニク」、「セイヨウアカマツ球果」、「ローズマリー」、「ローマカミツレ花」、「カワラヨモギ」、「オクラ」、「ユズ」、「オオウメガサソウ葉」、「カキタンニン」、「褐藻(かっそう)」です。
それぞれのエキスの作用や効能・効果をお伝えします。
植物エキス名 | 作用 | 効能・効果 |
---|---|---|
センブリ | 血行促進 毛細血管の増強 | 育毛・発毛 |
オタネニンジン根 | 抗酸化 | 髪の生成 育毛効 |
ボタン | 肌荒れ防止 | 頭皮環境の改善 |
アルテア根 | 抗炎症 保湿 肌荒れ防止 | 頭皮トラブル予防 |
フユボダイジュ花 | 保湿 抗菌 消炎 | 育毛 |
アルニカ花 | 抗炎症 保湿 血行促進 | 抜け毛予防 |
ゲンチアナ根 | 抗炎症 収れん 保湿 血行促進 | 育毛・発毛 |
カミツレ花 | 保湿 消炎 抗酸化 | 頭皮トラブル予防 |
オドリコソウ花 | 収れん 消炎 | 肌(頭皮)荒れ防止 |
オランダカラシ | 血行促進 保湿 細胞活性化 | 発毛・育毛 |
ゴボウ根 | 保湿 収れん 血行促進 | フケ・脱毛予防 |
セイヨウキヅタ | 抗炎症 抗酸化 抗菌 収れん 血行促進 | 肌(頭皮)荒れ防止 |
ニンニク | 抗菌 血行促進 抗酸化 細胞分裂活性化 | 育毛 |
セイヨウアカマツ球果 | 保湿 収れん 抗炎症 血行促進 | 頭皮環境の改善 |
ローズマリー | 抗菌 抗酸化 消炎 収れん | フケ・脱毛予防 肌(頭皮)荒れ防止 |
ローマカミツレ花 | 消炎 抗菌 皮膚代謝促進 | フケ・かゆみ防止 肌(頭皮)荒れ防止 |
カワラヨモギ | 抗アレルギー 抗菌 抗炎症 保湿 | フケ・かゆみ防止 肌(頭皮)荒れ防止 |
オクラ | 細胞活性化 保湿 | 美髪 |
ユズ | 保湿 収れん 血行促進 | 頭皮環境の改善 |
オオウメガサソウ葉 | 保湿 抗酸化 消臭 紫外線ダメージ抑制 | 頭皮環境の改善・維持 |
カキタンニン | 収れん 抗酸化 血行促進 保湿 | 頭皮環境の改善 |
褐藻 | 保湿 肌修復 | 頭皮環境の改善 育毛 |
他の白髪用カラートリートメントにも、天然の植物由来エキスが配合されているものが多くありますが、22種類というのは多いです。
種類が多いということは、各成分の量は少量ずつということになりますが、多くの成分を配合することで、様々な髪質の人に対応できるのではないかと思われます。
色の種類は3種類
綺和美カラートリートメントの色の種類は、「ブラック」、「ダークブラウン」、「ライトブラウン」の3種類です。
ブラックは、重さを感じさせないナチュラルな黒で、日本人特有の黒髪を演出します。
ダークブラウンは、赤みを抑え、周りの人に華やかな印象を与える深みのあるブラウンです。
ライトブラウンは、明るくクールな色合いのブラウンです。
時間をおくほど染まりやすい
白髪染めカラートリートメントは、髪にクリームを塗布した後、放置する時間が必要です。放置時間に髪が染まるのです。
この放置時間は各白髪染めにより違いがあります。大きく分けると、放置時間を長くしても染まり具合に変化がないタイプと、放置時間を長くすると長くした分染まりやすくなるタイプに分けられます。
綺和美カラートリートメントは、放置時間を長くすると効果的にしっかり染まりやすくなります。通常の放置時間は10〜20分ですが、より染めたいときは30〜60分おくと良いです。
通常も同じですが、特に一層効果的に染めたいときは、しっかり乾かした髪に使うことをおすすめします。
使う前に知っておきたい注意事項
前述のとおり、綺和美カラートリートメントは、ノンシリコーンの無添加にこだわっている髪や頭皮にやさしい白髪染めです。
しかし、使う前に知っておきたい注意点がいくつかあります。購入前に確認してください。
パッチテストをおすすめしている
無添加にこだわり、天然の植物由来のエキスを配合している綺和美カラートリートメントですが、全ての人にアレルギーがおこらないわけではありません。
公式ページでは、綺和美カラートリートメントを使う前にパッチテスト(配合されている成分によりアレルギーがおこるかどうかを判断するテスト)をするように書いてあります。
特にアレルギー体質の人や敏感肌の人、以前ヘアカラーでアレルギーがおきた人は使う前にパッチテストをすることをおすすめします。パッチテストの方法はこちらをご覧ください。
1度使うだけでは希望の色に染まらない
これまで述べてきた通り、綺和美カラートリートメントは髪の表面に色をつけて白髪を隠すタイプの白髪染めです。
そのため、1度使うだけでは希望の色に染まりにくいです。数回続けて使うことで徐々に希望の色に近づいていきます。
シャンプーのたびに色落ちする
これまでお伝えしているとおり、綺和美カラートリートメントは髪の内部に色を入れて白髪を染めることはしません。髪の表面に色をつけるだけです。
グレーヘアが好きな人は良いかもしれません。しかし黒髪をキープしたい人は、1週間に1度は染める方が良いでしょう。
シリコーン入りシャンプーを使うと染まりにくくなる
シリコーン入りシャンプーを使うと指通りがよくなるため、多くのシャンプーに使われています。
しかし、染める前に使うシャンプーはノンシリコーンシャンプーをおすすめします。シャンプーにシリコーンが入っていると、髪1本1本をコーティングするため、色がつきにくくなります。
染める前はノンシリコーンシャンプーで洗髪し、色がつきやすい髪の状態にすることをおすすめします。
特に爪の周りについた色は落ちにくい
綺和美カラートリートメントは、天然成分を配合しているため、素手でも使える白髪染めです。素手で使うとき前に手を水で濡らしておくと手に色がつきにくいです。
しかし、たとえ湿らせた後であっても、爪の周りや爪と指の間についた色は落ちにくいです。手を汚したくない人は、前もって手袋をして染めると良いです。
服やタオルに色移りする場合もある
放置時間がすぎた後、シャワーなどでお湯の色が透明になるまでしっかりすすぎます。このすすぎが不十分の場合、タオルや服、枕などに色がつく可能性があります。
また、すすいだ後に髪を乾かしますが、髪の乾燥が不十分の場合もタオルなどに色移りすることがあります。
すすぎも乾燥も十分に行うことをおすすめします。
パーマとの同時併用は向かない
綺和美カラートリートメントに含まれる成分とパーマ液の成分とで、化学反応をおこすことがあります。
化学反応がおきると、思い通りの色に染まらなかったり変色をしたりします。髪の変色などを避けるために、パーマと白髪染めは2〜3週間空けることをおすすめします。
しっかり白髪を隠せる白髪染めだが値段が高い
このページでは、綺和美白髪染めカラートリートメントの特徴と注意点についてお伝えしています。
私が実際に使って染めてみた感想としては、1度目から色がつき始めたため、しっかり染まる部類に入る白髪染めだと思います。使用後に、頭皮にハレやかぶれ、かゆみなどのアレルギーもおこりませんでした。
この2点から考えると、40代50代の男性におすすめできる白髪染めだと思います。ただ、染まり具合やアレルギーが出ないことなどは、他の白髪用ヘアカラートリートメントでも実感できます。
綺和美カラートリートメントは他の白髪用ヘアカラートリートメントと比べると、内容量が少なく価格が高いです。そのため、何年も使い続けるのは経済的に難しいかもしれません。
綺和美白髪用ヘアカラートリートの体験記はこちら