新発想の泡のカラートリートメント、キラリ(煌髪)をご存じですか。キラリは、トリートメント効果も期待できる白髪染めをムースタイプにすることで、より濃く、すばやく染め上げる白髪染めです。
このページでは、キラリの特徴と使うときの注意点についてお伝えします。
白髪用カラートリートメントムース「キラリ」の特徴
白髪用カラートリートメントムースのキラリは、できるだけすばやく染めたいが、白髪染めによって髪を傷めたくない、という想いにこたえている白髪染めです。
ナノエッグさんの皮膚科学研究が、独自の毛髪への浸透技術をもちいいて、髪1本1本に密着するよう泡の白髪染めを開発したのです。
植物由来の染料や19種類の美容成分を配合するなど、成分にもこだわっています。もちろん、アレルギーの原因とされるジアミンは使っていません。以下に詳しく説明していきます。
頭皮と髪にやさしい植物由来の染料
キラリには、染料として、植物由来の染料が配合されています。植物由来の染料とは、「クチナシ果実エキス」、「カンゾウ根エキス」、「アカミノキ木エキス」です。これらの植物由来の染料をもちいることで、髪や頭皮にやさしく、毎日でも使える白髪染めになります。
キラリは、これらの植物由来の染料を配合し、さらに効果的に染めるため、刺激の少ない染料を絶妙なバランスで組み合わせています。
その結果、髪や頭皮にやさしいだけでなく、すばやく、濃い染まり具合を実現しています。ただし、染め上がりの色に個人差はあります。
キラリは、3色の中から選ぶことができます。「ライトブラウン」、「ダークブラウン」、「ブラック」の3色です。
髪にきらめきとハリを与える19の美容成分
キラリは、髪の内側からハリを与えるため、19種類の美容成分を配合しています。ダメージを受けた髪に美容成分がアプローチすることで、ハリのある健康的な髪へ導きます。
19種類の美容成分と、その作用や効果、効能は、以下のとおりです。
ヘアケアキューブ | 浸透、保湿 |
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パンテノール | 補修、保湿 |
ガゴメエキス | 補修、保湿 |
グリチルレチン酸 | 炎症抑制 |
PCA-Na | 吸湿、保湿 |
乳酸Na | 吸湿、保湿 |
アルギニン | 免疫力向上 |
アスパラギン酸 | 乳酸分解、解毒 |
PCA | 抗菌、保湿 |
グリシン | 保湿、血行促進 |
アラニン | 保湿 |
高密着型ヒアルロン酸 | 保湿 |
セリン | 保湿、皮ふ生成促進 |
バリン | 修復、肌の弾力やハリの保持 |
プロリン | 肌の弾力やハリの保持、脂肪燃焼 |
トレオニン | 新陳代謝促進、保湿 |
イソロイシン | 修復、成長促進 |
ヒスチジン | 血行促進、ストレス緩和 |
フェニルアラニン | 鎮痛 |
歳を重ねると、髪にハリやコシ、ツヤがなくなったり、パサついたりします。白髪が生えてくると、生えぎわの白髪が気になります。また、自分で白髪を染めると、ムラになったり染まりにくかったりします。
そうなると、見た目年齢が上がり、老けて見られるようになってきます。キラリは、19の美容成分を配合することで、髪の表面の保護と内部へのアプローチを同時に行い、根元から毛先までハリのあるみずみずしい髪に導きます。
髪の芯まで届けるヘアケアキューブ
上記の表で、ヘアケアキューブは浸透と保湿の作用があると述べました。ヘアケアキューブは、ナノエッグさん独自の毛髪浸透成分です。
ヘアケアキューブは、髪の表面をおおっているキューティクルへの負担を少なくし、ハリやコシ、色が髪の深部へ浸透するのを促します。そのため、短い時間で自然に染めあげ、髪にハリとコシを与えます。
ヘアケアキューブの成分は、「ミネラルオイル」、「グリセリン」、「オクチルドデセス-16」、「オクチルドデセス-20」です。それぞれが組み合わさり、染料と美容成分を髪の深部まで浸透させます。
髪の内部から染めるため、髪の表面を染めるだけの白髪染めより色持ちは良いです。ただ、髪を脱色して染料を内部へ入れることで白髪を染めるタイプではないため、ヘアカラータイプほどの色持ちはありません。
キラリのこだわりは3つ
キラリは、すばやくしっかり染め、さらに髪にハリやコシを与える白髪染めです。しかも、ジアミンなどの強い薬剤を使っていません。そこには、3つのこだわりがあります。
こだわり1:染めと髪のハリやコシ
これまでお伝えしているように、ナノエッグさんは、独自の毛髪浸透成分「ヘアケアキューブ」を開発し、キラリに配合しています。ヘアケアキューブは、髪の表面をおおっているキューティクルへの負担を少なくし、色素や美容成分が髪の内部へ浸透するのを促します。
その結果、髪の内側からみずみずしい印象のハリやコシのある髪を育てます。
また、白髪染めを泡にすることで、髪1本1本に密着し、染めムラの少ない、均一な染め上がりが期待できます。独自の毛髪浸透技術を生かし、天然植物由来の色素が髪や頭皮へやさしく働きかけ、使うたびに濃く深い染め上りへ導きます。
こだわり2:ダメージ髪へアプローチ
先述した19の美容成分が髪のダメージにアプローチします。美容成分には、髪や頭皮の保湿、補修などの作用があり、頭皮環境を整え、健康的な髪へ導きます。
こだわり3:毎日使える手軽さ
キラリは、パラフェニレンジアミンを配合していません。パラフェニレンジアミンを使えば、白髪は簡単に隠せます。しかし、髪や頭皮へのダメージが強く、アレルギーの原因と考えられています。
キラリは、アレルギーの原因とされるジアミンを使わず、天然色素を中心に白髪を隠し、美容成分により、髪や頭皮を育てる白髪染めになっています。しかも、成分を髪の内部に浸透させる技術により、短い時間で手軽に白髪染めができます。
そのため、毎日使っても大丈夫ですし、手軽に使える白髪染めといえます。
使う前に知っておきたい注意点
これまで述べてきたとおり、白髪用ヘアカラートリートメントムースのキラリは、独自の毛髪浸透成分であるヘアケアキューブの作用にとり、すばやくしっかり染まります。
ジアミンなどの強い薬剤は使用せず、天然成分や美容成分を配合しています。そのため、アレルギー症状がおこる可能性は低いです。
しかし、使う前に知っておきたい注意点もあります。以下にその注意点をお伝えします。
手袋をして使う
多くの白髪染めヘアカラートリートメントは、素手で使えます。しかし、キラリは手袋を使うよう指示しています。
キラリは、1回目の使用からしっかり白髪を隠せるといいます。それだけ皮ふにつく色も落ちにくいということだと考えられます。手袋をして使いましょう。
キラリを購入すると、手袋が1組ついていますが、その手袋をくり返し使うのは難しいです。使い捨ての手袋か、何度も使えるゴム手袋を購入する必要があります。
徐々に染まるタイプ
これまで述べてきたとおり、キラリは、1回目の使用時からしっかりと色がつきます。しかし、髪を脱色して白髪を染めるヘアカラータイプの白髪染めではありません。
そのため、2回目、3回目と続けて使うことでさらに濃い色に染まっていきます。キラリは、あくまでも徐々に染まっていくタイプの白髪染めであることは承知していなければなりません。
また、毎日のシャンプーで徐々に色が落ちていきます。しかし、髪の表面に色をつけるだけの白髪染めと比べると、色持ちは良いほうだと考えられます。
黒髪を明るくすることはできない
キラリで染めると、白髪を隠すことができます。しかし、黒髪をライトブラウンやダークブラウンに染めることはできません。黒髪を明るい色に染めることはできないのです。
そのため、黒髪が多く残る髪をライトブラウンやダークブラウンで染めると、黒とブラウンの混ざった髪色になります。
すすぎが不十分の場合は色落ちの可能性がある
キラリを使って白髪を染めるとき、最後にすすぎが必要です。すすぎの際は、お湯の色が透明になるまでしっかりすすがなければなりません。
すすぎがあまいと、服やまくらなどに色移りする可能性があるからです。また、帽子をかぶってスポーツをし、大量の汗をかくと、帽子に色がつくことも考えられます。すすぎのお湯が透明になるまで、しっかりすすぎましょう。
服についた色は落ちない
キラリを使っているときに、ムースが服についた場合、色は落ちません。使うときは色がついても良い服を着る必要があります。
また、壁や床についてしまった色も落ちません。十分注意が必要です。
肌が敏感な人は使う前にパッチテストをする
キラリは、ジアミンを使わず、天然成分を配合しています。しかし、すべての人がアレルギーがおきず、安全というわけではありません。
アレルギー体質の人や肌が敏感な人は、使う前にパッチテスト(使う成分の影響でアレルギーがおこるかどうか調べるテスト)を行うことをおすすめします。パッチテストのやり方はこちら
2度、3度とくり返し使うことで希望の色に近づく
このページでは、白髪用ヘアカラートリートメントムースのキラリの特徴と注意点について述べています。
キラリは、1回目の使用時からしっかり染まるといいますが、使ってみた感想としては、他のヘアカラートリートメントとあまり変わらない印象です。
キラリの一番の特徴は、白髪染めがクリームではなくムースであることです。ムースにすることで髪1本1本を包み込むように染めるため、ムラなく根元から染められるからです。
しかし、私の染め方が悪いのかもしれませんが、根元までしっかりと染まる印象はありません。特に使用量の目安とおりの量では、物足りなさを感じます。
1回目の使用でしっかり染め、根元まで希望の色にするためには、使用量の目安よりも多めに使うことをおすすめします。
ただ、2回、3回と続けて使うことで、希望の色に近づくことは間違いありません。「1度でしっかり染まる」ことばかりをあまり期待せず、徐々に染まることをイメージすれば、使いやすい白髪染めだといえます。
使用量の目安
部分染め(分け目、生えぎわ) | ゴルフボール約2~3個分 |
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全体染め(ショートヘア) | ゴルフボール約3~4個分 |
全体染め(ミディアムヘア) | ゴルフボール約4~5個分 |
全体染め(ロングヘア) | ゴルフボール約5~6個分 |