髪と地肌にやさしく育毛しながら白髪染めができると評判の、プロ・アクティブの髪萌(はつもえ)ヘアカラートリートメントをご存知でしょうか。
この白髪染めは、3種類の植物性オイルと12種類の植物成分を配合しています。髪のダメージを修復し、頭皮をいたわる天然成分です。
このページでは、健康的な髪のためには健やかな頭皮が必要であるという観点から生まれた、髪萌ヘアカラートリートメントの特徴と使い方についてお伝えします。
このページの目次
将来、薄毛で悩まないための頭皮対策
一般的なヘアカラーといわれる白髪染め(ドラッグストアで手軽に手に入るヘアカラータイプの白髪染め)は、一度の使用で染まります。染め方は、髪の周りにあるキューティクルを開き、髪の内部を脱色した後、髪に色を入れて白髪を黒くしていく方法です。
このタイプの白髪染めは一度活用すればしっかり染まりますが、脱色したり染めたりするとき強い薬剤を使うため、髪や頭皮を傷めます。キューティクルを強制的に開くため、髪がパサついたりゴワゴワになったりします。アレルギー体質の人は、カユミをともなったりカブレたりしてしまいます。
さらに、このタイプの白髪染めを繰り返し使うと、髪や頭皮を傷めるのみにとどまらず、しだいに髪が細くなりハリがなくなり、薄毛になる可能性があります。また、使い始めはアレルギー反応がでなくても、使い続けていると突然アレルギーがでることがあります。
このようなヘアカラータイプの白髪染めを実際に使って、髪や頭皮に負担をかけ将来の薄毛の心配をしたり、白髪染めのあとのパサつき感やゴワゴワ感で悩んでいる人も多くいると思います。
髪萌ヘアカラートリートメントは、このような不安を解決するために考えられた白髪染めです。つまり、何度も使うことを想定した場合、白髪を染めることはもちろんですが、すこやかな頭皮があってこその健康的な髪であるという考えのもとに生まれた白髪染めなのです。
ヘアカラーでもヘアマニキュアでもない、第3の白髪染めといえる
白髪染めには、上記で説明した「ヘアカラータイプ」のほかに、髪の内部を脱色せずに髪の表面に色を付けて白髪をかくす「ヘアマニキュアタイプ」の白髪染めがあります。
ヘアマニキュアタイプの白髪染めは強い薬剤を使わないため、ヘアカラーと比べると髪や頭皮を傷めることは少ないです。しかし髪の表面に色をつけるタイプのため、普段のシャンプーを繰り返すことで色落ちしやすいというデメリットがあります。
髪萌ヘアカラートリートメントは、ヘアマニキュアタイプの白髪染めではありますが、染料の分子が小さいためキューティクルを無理やり開くことをせずに髪に染料をコーティングしていきます。
成分に含まれる3種類のプラスイオンカラーである液性染料(赤76,茶16、青99)が、髪のマイナスイオンと引きつけあい髪に吸着します。その結果、使い続けることで好みの色に染まるのです。
髪の表面を着色するとき、髪や頭皮と同じ弱酸性の成分でキューティクルをケアします。さらに髪1本1本をラップで包むように色素を吸着させる、プロ・アクティブ独自の方式を用いています。
そのため、ヘアマニキュアタイプの中でもしっかり白髪をかくすことができます。さらにキューティクルを傷めないため、パサつかずツヤのある髪でいられます。
3種類の美髪成分オイルが若々しい髪をつくる
髪萌ヘアカラートリートメントは、3種類の植物天然オイルを配合しています。3種類のオイルとは、「ツバキオイル」、「クパスバター(種子油)」、「オリーブオイル」の3つです。
ツバキオイルは髪を乾燥から守りツヤをだす
ツバキオイルは、古くから日本人の髪の美しさの源として使われ、髪にツヤや弾力を与えるといわれています。ツバキオイルの主な成分は「オレイン酸(酸化しにくい油)」です。このオレイン酸が、髪や頭皮に作用して、切れ毛や抜け毛、フケやカユミを予防します。
クパスバターは強い保湿力で髪にツヤを与える
クパスバターは、「クパス」と呼ばれるアマゾン川流域に自生する木の実からとれるオイルです。このオイルは頭皮によく馴染み、高い保湿成分で髪にツヤを与えます。
オリーブオイルは髪のパサつきキシミを補修し保湿する
オリーブオイルには抗酸化力があり、美容や健康にも良いといわれているオイルです。髪に悪影響を及ぼすといわれる活性酸素を取り除く成分、ビタミンEやビタミンC、オレイン酸やポリフェノールを多く含みます。そのためキューティクルを修復し、すこやかな髪を保つことができます。
12種類の植物由来成分が、髪と頭皮に栄養を与える
髪萌ヘアカラートリートメントは12種類の植物由来成分を配合しています。その植物とは、「イチョウ」、「レンゲソウ」、「アロエ」、「チンピ」、「ユズ」、「ジオウ」、「クワ」、「シソ」、「シャクヤク」、「ローズマリー」、「ニンジン」、「センブリ」です。
それぞれの髪や頭皮に及ぼす作用は以下のとおりです。
植物名 | 作用 | 説明 | 頭皮や髪への影響 |
---|---|---|---|
![]() イチョウ |
細胞増殖 | 細胞が成長したり分裂したりすることで細胞の数が増すこと | 髪をつくる毛母細胞の増加を促す |
![]() レンゲソウ |
抗糖化 | 血液中の糖分が長く残らないようにする作用 | 老化をゆるやかにする作用があり白髪や抜け毛に有効、頭皮の活性に期待 |
![]() アロエ |
保湿・抗菌 | 保湿とは適切な水分が保たれている状態 抗菌とは有害な菌が増えるのを防ぐこと |
頭皮の状態を健康的な状態に保つ |
![]() チンピ |
鎮静・皮脂合成抑制 | 鎮静とは静かに落ち着かせること 皮脂合成抑制とは皮脂が大量に合成されることをおさえること |
毛穴から出る皮脂の量を適度な状態に保つ |
![]() ユズ |
抗酸化 | 血管や細胞を傷つけ、体内を酸化させる活性酸素を抑える作用 | 老化を遅らせる作用があり白髪や抜け毛に有効、自己活性に期待 |
![]() ジオウ |
育毛・血流促進 | 育毛とは生えてくる髪や生えている髪に対し髪の環境を整え健康を保つこと 血流促進とは血の流れを良くすること |
血流を良くすることで髪に栄養素が運ばれやすくなり髪の健康状態が保たれる、毛髪ケア・頭皮の活性 |
![]() クワ |
抗男性ホルモン | テストステロンを主成分とする男性ホルモンを抑える作用 | 毛母細胞の活動を低下させ、髪の成長を止めてしまう可能性を防ぐ |
![]() シソ |
抗炎症 | 細胞の炎症(自己を守るシステム)を抑える作用 | 過剰な防衛となる炎症を防ぐことでフケやカユミなどの頭皮の問題を鎮静 |
![]() シャクヤク |
血流促進 | 血の流れを良くすること | 髪に栄養が運ばれやすくなるため髪に栄養が届きやすくなり、健康的な髪が育ち頭皮の活性に期待 |
![]() ローズマリー |
抗菌 | 有害な菌が増えるのを防ぐこと | 有害な菌の侵入、増殖をおさえることで頭皮の健康状態が保たれる |
![]() ニンジン |
保湿・血流促進 | 保湿とは適切な水分が保たれている状態 血流促進とは血の流れを良くすること |
髪や頭皮の湿度を保ち、栄養を髪に与え健康的な髪を育て、頭皮の活性に期待 |
![]() センブリ |
保湿・血流促進 | 保湿とは適切な水分が保たれている状態 | 血流促進とは血の流れを良くすること 髪や頭皮の湿度を保ち、栄養を髪に与え健康的な髪を育て、頭皮の活性に期待 |
がごめ昆布エキス配合で毛髪ケア
昆布の成分は髪に良いといわれます。数ある昆布の中でも、北海道の函館近郊という限られた地域のみに生息し、収穫量が非常に少ないガゴメ昆布は、他の昆布と比べて非常に強い「ねばり」が特徴です。
ガゴメ昆布から抽出されたガゴメエキスの主成分は、フコイダン(粘質で複数の糖類が結合したもの)であり、中でも「F-フコイダン」の含有量が多いです。
F-フコイダンが毛乳頭細胞(毛細血管から運ばれた栄養素が蓄えられる細胞)に作用して、毛母細胞(毛乳頭から栄養素を受け取り分裂することで髪をつくる細胞)の分裂を促し、増殖させる効果があるといわれています。
つまり、髪が生まれ、育ち、自然に抜け落ちてまた新しい髪が生えるという髪のサイクルを整え、髪を健康的な状態に保つのです。健康的な髪にはすこやかな頭皮が必要であるという観点から、毛母細胞に作用することで髪の健康状態を良くすることができるのがガゴメエキスなのです。
このガゴメエキスを配合することで育毛効果に期待ができ、白髪をかくすことができるのが髪萌ヘアカラートリートメントなのです。
5つの薬剤を使用しない無添加へのこだわり
これまで述べてきたとおり、髪萌ヘアカラートリートメントは白髪染めではありますが、育毛効果も期待できます。頭皮の健康状態を意識した場合、髪や頭皮に悪影響を及ぼす以下の薬剤を使わない白髪染めが良いと判断しました。
- 防腐剤として使用されるペラベンを不使用
- 色を染める成分で刺激が強く炎症の原因となり得るジアミン系色素を不使用
- 石油由来の油でシミやくすみの原因となり得る鉱物油を不使用
- 厚生労働省が定めた化粧品に使える化学的に合成した着色料である法定色素を不使用
- 主に過酸化水素水で髪の色素であるメラニンを分解し髪を脱色する作用のあるを酸化剤不使用
上記の薬剤を使えば、簡単に白髪を黒く染めることかできます。しかしその反面、髪や頭皮を傷めるという副作用があります。「アレルギーのことを考えずに、すぐに白髪を隠したい」のであれば、強い薬剤を使うことは一つの方法として良いと思います。
しかし、髪や頭皮の健康状態を意識し、さらに何度も白髪染めをすることをイメージした場合、強い薬剤を使った白髪染めは避けたいところです。この考え方からすると、上記の薬剤を使っていない白髪染めを選ぶべきではないでしょうか。
素手で簡単に染められる
髪萌ヘアカラートリートメントは、植物性の天然色素として「くちなし」を染料に使っています。そのため、直接素手にとって髪になじませることができます。使用後手についた色は、石けんで洗えば落ちます。
ただ、爪に入り込んだ染料や爪の周りに色がついた場合は、落ちにくいこともあります。そのため、手を人前に出す仕事のある人や手を汚したくない人は、手袋を使うか、クシを使うことをお勧めします。
使用方法は簡単な6ステップ
髪萌ヘアカラートリートメントは白髪染めではありますが、髪や頭皮の健康、育毛を考えて作られた白髪染めです。そのため、ヘアカラータイプの白髪染めのように1度染めただけでは、希望の色には染まりにくいです。
そのため、使い始めは3回続けて染めることをお勧めします。使い続けることで希望の色に近づいていきます。希望の色に染まってきた後は、1週間に1~2回使えば色を保つことができます。
それでは、髪萌ヘアカラートリートメントの使い方を6ステップで紹介します。
ステップ1:準備をする
まず大切なことですが、もし別の白髪染めを使ってあまり時間がたっていないのでしたら、最低2週間はお待ちください。
プロ・アクティブに問い合わせたところ、他の白髪染めの成分が髪に残っていた場合、残っていた成分と髪萌ヘアカラートリートメントの成分が化学反応を起こし、髪の色が緑や茶、グレーになることがあるそうです。お気をつけください。
髪萌ヘアカラートリートメントは、直接素手で染めても手についた色は洗えばある程度落ちます。しかし、服に色がついた場合は落ちません。汚れても良い服に着替え、汚れても良いタオルを用意してください。
また、髪に整髪料がついていた場合、染まり具合が弱まります。染める前日や直前にシャンプーをして、素髪の状態にしてください。シャンプー後は、ドライヤーで乾かすか、しっかりタオルで乾かしてください。湿った髪より、乾いた髪のほうが染まりやすいです。
ステップ2:手にとる
手についた色は洗えばある程度落ちますが、色残りが心配な人は手袋を使いってください。
使用量の目安は、以下の通りです。
髪の長さ | 使う目安量 |
---|---|
ショートヘアの場合 | 40g |
ミディアムヘアの場合 | 60g |
ロングヘアの場合 | 80g |
(見当としてピンポン球1個分が約30gです)
ステップ3:髪に塗る
手に取った髪萌ヘアカラートリートメントを髪につけ、指先を使って根本から髪先の順に、もむように塗布します。
肌にやさしい成分を使っているため、地肌についても心配の必要ありません。しっかりもむように着色してください。
ステップ4:放置する
まんべんなく髪に塗り終えたら、10~15分放置します(室温25度前後の場合)。初回購入のときはアルミのヘアキャップがついているため、それを使うとさらにトリートメント効果や染まり具合が増します。
放置時間を伸ばすことで、よりしっかり染めることができます。その場合の放置時間は、20~30分です。また、室温が低い場合は、かぶったキャップの上からドライヤーを当てて温度をあげることで染まりやすくなります。
ステップ5:シャンプーですすぐ
まず、お湯ですすぎます。すすいだお湯が透明になるまでしっかりすすいでください。しっかりすすいだ後、シャンプーを使って洗い流してください。
トリートメント効果があるため、リンスやコンディショナーは不要です。
ステップ6:乾かす
色移りしてもよいタオルで髪についた水分を拭きます。その後、ドライヤーでしっかり乾かしてください。
しっかりすすぎ、乾かしても染めたばかりのときは、色落ちすることがあります。染めたあとすぐに寝る場合は、枕にタオルを敷いてお休みください。
将来、薄毛で悩みたくない人には髪萌ヘアカラートリートメントがお勧め
このページでは、プロ・アクティブの髪萌ヘアカラートリートメントの特徴と使い方について説明しました。髪萌ヘアカラートリートメントは、一度の塗布でしっかり黒色に染まる白髪染めではありません。何度か続けて使うことで希望の色に染まっていくタイプです。
そのため、「今すぐに白髪を隠したい」という考えの人には不向きな白髪染めといえます。しかし、「すこやかな頭皮を保ちたい」、「健康的な髪を育てたい」と考える人には、髪萌ヘアカラートリートメントは最適な白髪染めといえます。
特に将来薄毛になりたくない人には、育毛効果が期待できる髪萌ヘアカラートリートメントはお勧めです。