5分でしっかり白髪を染められ、地肌を育てつつ髪にうるおいを与える白髪染め、「髪萌Wヘアカラートリートメント」をご存知でしょうか。
髪萌Wヘアカラートリートメントは、「髪萌カラーアップ」と「髪萌ヘアカラートリートメント」の2本のセットです。
2本を併用することで、これまでなかなか白髪が染りにくかった人でも白髪を隠せるようになります。さらに、頭皮に栄養を与えながら髪にトリートメント効果が期待できる白髪染めです。
おすすめは併用ですが、それぞれ単品でも使用できます。髪萌カラーアップは、「染める」に特化した白髪染めです。髪全体を染めることもできますし、部分染めに使うこともできます。髪の分け目やこめかみなど白髪が気になるところの白髪を隠すことができます。
髪萌ヘアカラートリートメントは、3種類の美髪成分オイルの配合により髪へのトリートメント効果が期待できる白髪染めです。髪萌ヘアカラートリートメントだけで白髪が隠せる人は髪萌カラーアップは必要ありません。
このページでは、髪萌Wヘアカラートリートメントの特徴と注意点についてお伝えします。
このページの目次
髪萌カラーアップの特徴
髪萌カラーアップは、「髪萌ヘアカラートリートメントの成分には満足しているが、なかなか染まらない」というお客様の声から生まれた白髪染めです。
つまり髪萌カラーアップは、髪萌ヘアカラートリートメントのもつ「髪や頭皮へのやさしさ」はそのまま残し、「染めるチカラ」に特化した白髪染めなのです。
5分で染まるが、くり返し使うとさらに深い色合いになる
髪萌カラーアップは、1度の使用でよく染まります。染まるまでの放置時間も5分と短いです。そのため、忙しい人には都合の良い白髪染めです。
さらに2度3度とくり返し使うと、より深い色合いに落ちついてきます。
ノンジアミンでツンとした匂いもない
1度の使用でしっかり色がつくというと、強い薬剤を使用しているのではないかと心配します。しかし髪萌カラーアップはヘアカラータイプの白髪染めとは違い、ジアミン系の染料(カユミやカブレの原因とされる染料)は配合していません。
そのため、ジアミン系の成分により白髪染めをあきらめていた人でも使えます。ノンジアミンですので、頭皮が痛くなりにくい白髪染めなのです。
また、白髪染め特有のツンとした匂いもありません。白髪染め独特の匂いが苦手で白髪染めを避けていた人でも安心できる白髪染めといえます。
部分染めに使える
髪萌カラーアップは、髪全体を染めることができますが、白髪が特に目立つ部分や髪の生えぎわ、分け目、根元の白髪など、部分的な白髪染めとしても使えます。
ただ髪萌カラーアップは、髪萌ヘアカラートリートメントと比べると、トリートメント効果が少ないです。髪萌ヘアカラートリートメントに含まれる3つの美髪成分オイルが、髪萌カラーアップには含まれていません。
そのため、髪萌ヘアカラートリートメントで白髪が隠せる人は、髪萌カラーアップで白髪を染めなくてもよいです。
髪萌ヘアカラートリートメントの特徴
髪萌ヘアカラートリートメントは、髪と地肌にやさしく育毛しながら白髪を隠せる白髪染めです。すこやかな頭皮があってこその健康的な髪である、という考えのもとに生まれた白髪染めなのです。
先ほども述べましたが、髪萌ヘアカラートリートメントで十分白髪が隠せる人は、髪萌カラーアップは必要ありません。しかし、髪萌ヘアカラートリートメントでは染まりにくいと感じた人は、髪萌カラーアップと併用すると良いです。
髪萌カラーアップで染めた後、髪萌ヘアカラートリートメントを使うことで、色を重ねながら髪や頭皮をケアできるからです。3種類の美髪成分オイルが、髪をトリートメントしながら色持ちをキープするのです。
3種類の美髪成分オイルのチカラで、「潤い」、「ツヤ」、「コシ」のある髪へ
髪萌ヘアカラートリートメントには、3つの美髪成分オイルが配合されています。3つのオイルとは、「ツバキオイル」と、「クパスバター(種子油)」、「オリーブオイル」です。
ツヤ、弾力にツバキオイル
古くから日本人の髪の美しさの源とされてきたツバキオイルの主成分は、オレイン酸です。オレイン酸は、酸化しにくい油です。
オレイン酸のもつ酸化・変質しにくい天然成分が、髪をやさしく保護し、切れ毛・抜け毛・白髪・フケ・カユミを防ぎます。
保湿にクパスバター
クパスバターとは、南米アマゾンで「神様からの贈り物」と呼ばれるクパスの実からとれる植物オイルです。
クパスバターが肌によくなじみ、高い保湿成分が髪にツヤを与えます。
自己活性力にオリーブオイル
オリーブオイルは、スキンケア化粧品にもよく使われるオイルです。抗酸化力があり、美容や健康にもよいといわれているオイルです。
オリーブオイルは、白髪に悪影響を及ぼす活性酸素を除去するビタミンEやビタミンC、オレイン酸、ポリフェノールなどの自己活性力を高める成分を多く含みます。
そのため、髪のまわりをおおっているキューティクルを修復し、すこやかな髪を保つことができます。
髪萌カラーアップと髪萌ヘアカラートリートメントに配合されている共通成分
髪萌カラーアップは、髪萌ヘアカラートリートメントの髪や頭皮へのやさしさを残しつつ、「染めのチカラ」をアップさせた白髪染めです。そのため、双方が共通している部分は多いです。
共通している成分は、「くちなしの天然色素」であったり、「がごめ昆布」、「12種類の植物エキス」などです。さらに両方とも無添加にこだわり、染め方もラッピング製法という独自の製法をとっています。
敏感肌にもやさしいクチナシの天然色素
植物性の天然色素である「くちなし」を染料に使用しています。そのため、敏感肌にもやさしいです。ツンとする匂いもありません。
髪萌ヘアカラートリートメントは素手でも扱えますが、髪萌カラーアップは「染めるチカラ」をアップさせているため、素手で扱うと、肌についた色が落ちにくいです。
髪萌カラーアップを使うときは、手袋を使うほうが良いです。また、髪萌ヘアカラートリートメントであっても、爪周りについた色は落ちにくいため、気になる人は手袋を使うことをおすすめします。
毛髪ケアにがごめ昆布エキス
昆布の成分は髪に良いといわれていますが、特にがごめ昆布は、ほかの昆布と比べて粘り成分が強く、「F-フコイダン」とよばれる成分の含有量が多いのが特徴です。
F-フコイダンは、髪のもととなる毛母細胞の分裂を促し、増殖させる効果があるといわれています。つまり髪のサイクルである、「髪が生まれる」、「育つ」、「自然に抜け落ちる」が整い、髪を健康的な状態に保つのです。
健康的な髪にはすこやかな頭皮が必要であるという観点から、毛母細胞に作用することで髪の健康状態を良くすることができるのがガゴメエキスなのです。ガゴメエキスは毛髪のうるおいと健康を維持します。
12種類の植物由来成分が地肌と髪に栄養を与える
12種類の植物由来成分には、頭皮の活性化や保湿、抗菌、毛髪ケアなどの作用があります。12種類の植物由来成分とは、「イチョウ」、「レンゲソウ」、「アロエ」、「チンピ」、「ユズ」、「ジオウ」、「クワ」、「シソ」、「シャクヤク」、「ローズマリー」、「ニンジン」、「センブリ」です。
それぞれの成分の髪や頭皮への影響をお伝えします。
植物由来成分 | 髪や頭皮への影響 |
---|---|
イチョウ | 髪をつくる毛母細胞の増加を促す |
レンゲソウ | 老化をゆるやかにする作用があり白髪や抜け毛に有効、頭皮の活性に期待 |
アロエ | 頭皮の状態を健康的な状態に保つ |
チンピ | 毛穴から出る皮脂の量を適度な状態に保つ |
ユズ | 老化を遅らせる作用があり白髪や抜け毛に有効、自己活性に期待 |
ジオウ | 血流を良くすることで髪に栄養素が運ばれやすくなり髪の健康状態が保たれる、毛髪ケア・頭皮の活性 |
クワ | 毛母細胞の活動を低下させ、髪の成長を止めてしまう可能性を防ぐ |
シソ | 過剰な防衛となる炎症を防ぐことでフケやカユミなどの頭皮の問題を鎮静 |
シャクヤク | 髪に栄養が運ばれやすくなるため髪に栄養が届きやすくなり、健康的な髪が育ち頭皮の活性に期待 |
ローズマリー | 有害な菌の侵入、増殖をおさえることで頭皮の健康状態が保たれる |
ニンジン | 髪や頭皮の湿度を保ち、栄養を髪に与え健康的な髪を育て、頭皮の活性に期待 |
センブリ | 血流促進とは血の流れを良くすること 髪や頭皮の湿度を保ち、栄養を髪に与え健康的な髪を育て、頭皮の活性に期待 |
メーカーに問い合わせたところ、12種類の成分が頭皮や髪の健康状態を整え、さらに育毛効果も期待できるそうです。また、保湿効果やカブレを防止したり沈静化させたりする作用も見込めるといっています。
強い薬剤を使わない無添加へのこだわり
強い薬剤を使えば、白髪は簡単に染まります。しかし、髪や頭皮は強い薬剤の影響で、ダメージを受けます。その結果、頭皮がヒリヒリしたり、かゆくなったりカブレたりします。
白髪染めは一生に1度しか使わないわけではありません。何度も白髪染めをすることを考えると、強い薬剤が配合されている白髪染めを避け、無添加の白髪染めを使うほうが髪や頭皮に良いでしょう。
髪萌の無添加へのこだわりは以下のとおりです。
- 防腐剤として使用されるペラベンを不使用
- 色を染める成分で刺激が強く炎症の原因となり得るジアミン系色素を不使用
- 石油由来の油でシミやくすみの原因となり得る鉱物油を不使用
- 厚生労働省が定めた化粧品に使える化学的に合成した着色料である法定色素を不使用
- 主に過酸化水素水で髪の色素であるメラニンを分解し髪を脱色する作用のあるを酸化剤不使用
上記の薬剤は髪や頭皮にダメージを与えるといわれています。髪萌は何度も使うことを前提としているため、無添加へこだわっています。
きちんと染まる、独自のラッピング製法
髪萌は、独自のラッピング製法を採用しています。ラッピング製法とは、髪の毛1本1本をラップで包み込むように色素を吸着させる方法です。使用回数を重ねるごとに色が定着していきます。
強い薬剤を配合している白髪染めは、髪のまわりをおおっているキューティクルを無理やり開いて髪の内部から染めます。しかし髪萌は、キューティクルを無理やり開くことなく、髪に染料をコーティングしていきます。
成分に含まれる3種類のプラスイオンカラーである液性染料(赤76、茶16、青99)が、髪のマイナスイオンと引きつけあい、しっかり髪に吸着します。
髪の表面に色をつける白髪染めですので、使うたびに希望の色に近づいていきます。しかし、毎日のシャンプーで色落ちします。
染め方は簡単
髪萌カラーアップも髪萌ヘアカラートリートメントも、髪全体を染めるときの使い方はほぼ同じです。以下で順位お伝えします。
ステップ1:手にとる
髪萌カラーアップは手袋をして、髪萌ヘアカラートリートメントはお好みで手袋をして、適量を手にとります。
ステップ2:髪に塗る
乾いた髪に塗布します。シャンプー後、しっかりタオルで水分をふき取った状態でもかまいません。
ステップ3:放置する
髪萌カラーアップの場合は、最初は10分、2回目以降は5分程度放置します。髪萌ヘアカラートリートメントの場合は、10~15分、しっかり染めたいときは、20~25分程度放置します。
ステップ4:すすぐ
シャンプーをせずに髪萌を使った場合は、シャンプーをします。シャンプーを先に済ませた場合は、すすぐだけで良いです。どちらの場合もトリートメント効果があるため、リンスは不要です。
ステップ5:乾かす
タオルとドライヤーを使ってしっかり乾かします。しっかり乾かさずにいると服やまくらに色移りする場合があります。
以上のステップが簡単な染め方です。実際に髪萌で白髪を染めてみた結果はこちら
使い方の例
これまで述べてきたとおり、髪萌ヘアカラートリートメントはトリートメント効果や育毛効果が期待でき、髪萌カラーアップはしっかり染めることができます。
そこで、双方をどのように使えばうまく白髪を隠すことができるか、3つのパターンを紹介します。
パターン1:交互に使う
髪萌カラーアップで最初に染めます。 その3~4日後、髪萌ヘアカラートリートメントで重ねて染めます。この時点でかなりしっかり染まっています。
後はまた3~4日後に髪萌カラーアップで染めてその3~4日後に髪萌ヘアカラートリートメントで染めます。これをくり返します。
たとえば、月曜日に髪萌カラーアップで染めて、木曜日に髪萌ヘアカラートリートメントで染めることをくり返すパターンです。
パターン2:白髪が多い部分染めに使う
髪萌カラーアップで気になる部分を染めます。髪萌ヘアカラートリートメントで、髪全体を白髪染めします。
たとえば、こめかみなどに白髪が目立ってきたときに、その部分だけ髪萌カラーアップで染めます。全体的に白髪が目立ってきたときに、髪萌ヘアカラートリートメントで髪全体を染めるパターンです。
パターン3:気になる白髪の部分染めに使う
髪萌カラーアップで部分染めをします。髪萌ヘアカラートリートメントは髪全体を染めます。
たとえば髪萌カラーアップで、髪の分け目や生えぎわなど、髪の根元をしっかり染めます。髪萌ヘアカラートリートメントは髪全体を染めるときに使います。
髪萌カラーアップと髪萌ヘアカラートリートメントは同時に使うこともできます。そのため、パターン2とパターン3は部分染めをしつつ、髪全体を染めることができます。
使用上の注意点
髪萌カラーアップと髪萌ヘアカラートリートメントを使うとき、いくつかの注意点があります。
2~3回続けて染めるほうが深い色合いになる
1度の使用である程度しっかり白髪を隠すことはできます。しかし、使うごとに深い色合いになり、希望の色に近づきます。
そのため、1度使ってしばらく染めないのではなく、最初は2~3回続けて使うことをおすすめします。
使用量の目安では足りない
ホームページや注文すると届く使用書などに、髪全体を染めるときの使用量の目安が書いてあります。以下のとおりです。
髪の長さ | 髪萌カラーアップの場合 | 髪萌ヘアカラートリートメントの場合 |
---|---|---|
ショート | 約25g(ピンポン球1個程度) | 約40g |
ミディアム | 記載なし | 約60g |
ロング | 約40g | 約80g |
しかし、使った印象では、この量では少し物足りなさを感じます。特にしっかり染めたい場合は、多目に使うと良いです。そうなると、使う量はこの目安量より多くなります。
他の染毛剤との併用は避ける
髪萌カラーアップと髪萌ヘアカラートリートメントを同時に使うことは可能です。しかし、他の染毛剤と併用すると、思ったとおりの色に染まらない場合があります。
パーマや縮毛矯正した直後の髪には使わない
パーマをかけたり縮毛矯正したりしたばかりの髪には、薬剤が残っています。薬剤が残っている状態で髪萌を使うと、残っている薬剤の影響で、思っている色に染まらない場合があります。
パーマをかけたり縮毛矯正したりした場合は、1週間以上の間隔をおいてから髪萌を使いましょう。
使用するとき、手袋をしたほうが良い
髪萌カラーアップを使うときは必須ですが、髪萌ヘアカラートリートメントで染めるときも手袋を使うことをおすすめします。
髪萌カラーアップは肌に色がつくため、手袋をしてください。髪萌ヘアカラートリートメントの場合は、素手で使ってもすぐに石けんで洗えば色は落ちるとホームページに書いてあります。
しかし、完璧に色を落とすことはできません。特に爪まわりや爪の間に入った色は落ちにくいです。そのため、手を汚したくない人は手袋を使うことをおすすめします。
1~2日は色落ちする可能性がある
髪萌カラーアップも髪萌ヘアカラートリートメントも、使用直後に雨に当たったり多くの汗をかいたりすると、服や帽子などに色移りする可能性があります。
白髪染めをして2~3日すれば、色素が定着し色落ちしにくくなりますが、1~2日は気をつけましょう。
ヘアカラータイプの白髪染めのように完全には染まらない
一般的なヘアカラータイプの白髪染めは、髪の内部を脱色し、髪の内部に色を入れることで完全に髪を染めます。そのため、白髪も黒髪も完全に染まります。さらに色落ちもほとんどありません。
髪萌カラーアップも髪萌ヘアカラートリートメントも、染色の仕組みがヘアカラータイプの白髪染めとは異なるため、髪を白髪を完全に染めるとこはできません。
また、黒髪には色がはっきりでないため、黒髪より明るい色にはなりにくいです。
毎日のシャンプーで色落ちする
髪萌カラーアップも髪萌ヘアカラートリートメントも、髪の表面に色をつけるタイプの白髪染めです。そのため、毎日のシャンプーで色落ちします。
特に洗浄力の強いシャンプーで毎日洗髪すると、色落ちが早いです。弱酸性のシャンプーがおすすめです。
ホームページには誤記がある
髪萌Wヘアカラートリートメントのホームページをみると、オリーブオイルの説明部分に「白髪に悪栄養を及ぼす」とあります。「悪栄養」ではなく「悪影響」の間違いであると考えられます。(髪萌ヘアカラートリートメントのみのホームページでは訂正してあります)
また、お客様からよくいただくご質問の中で、「一回の使用料はどのくらいですか?」とあります。この質問に答えている内容から考えると、「使用料」ではなく「使用量」であることが推測できます。
髪萌ヘアカラートリートメントのみのホームページをみると、小さな分子カラーの説明に「ダメージを与えずに髪に浸透していきます」とあります。メーカーに聞いたところ、「浸透」ではなく、「コーティング」であると答えています。(髪萌Wヘアカラートリートメントのホームページでは訂正してあります)
5分で染まり、髪や頭皮にやさしい白髪染め
これまで述べてきたとおり、髪萌カラーアップは1度の使用でしっかり染まります。また、白髪を染めるまでの放置時間も5分と短いです。髪萌ヘアカラートリートメントは、頭皮を育て髪に潤いを与えます。
髪萌カラーアップと髪萌ヘアカラートリートメントの両方を使うことで、1度の使用でしっかり染めることができ、頭皮を育てたり髪をツヤツヤにしたりできます。
「髪萌Wヘアカラーセット」で白髪を染めてみた結果はこちら