自宅で白髪染めを使うとき、気をつけていても手や耳、髪の生え際などに白髪染めがついてしまい、汚れてしまうこともあるでしょう。
肌についた白髪染めの汚れは、自然に落ちていくものですが、指先が汚れたまでは恥ずかしいですし、おでこや耳が黒くなっていては、出かけるのも億劫(おっくう)になります。
そのため、少しでも早く汚れを落としたいですね。
そこでこのページでは、ヘアカラートリートメントの白髪染めが、肌についてしまった時の対処法についてお伝えしていきます。
このページの目次
肌についた白髪染めを落とす方法
白髪染めが肌についてしまうと、アザやシミに見えるような汚れになることもあります。
昨日まできれいなおでこだったのに、急に大きなシミができて、「あれ? おでこどうしたのですか?」なんて、会社の同僚にいわれたら恥ずかしい気持ちになってしまいます。
そうならないように、白髪染めの汚れは、しっかり落としましょう。
すぐに落とすことが鉄則
白髪染めが肌についた時の対処法の鉄則として、「ついてしまったらすぐに拭く」ということがあります。
「あっ、おでこについちゃった」「耳についちゃった」「手についちゃった」と気がついたら、ティッシュですぐに拭き取りましょう。
時間がたてばたつほど、汚れは落ちにくくなります。
気がついたらすぐに拭く、このことを覚えておきましょう。
石けんやクレンジング剤
白髪染めがついてから時間がたってしまい、ティッシュで拭き取れない汚れは、石けんやクレンジング剤を使って落としましょう。
石けんの場合は、手に石けんをつけて汚れた部分を洗います。
クレンジング剤がなんなのかわからない男性もいるかもしれませんが、メイク落としなどで使われているものです。
奥さんやパートナーさんに聞いてみると貸してもらえるかもしれませんね。
また、ドラッグストアなどへ行けば、メンズ用のクレンジング剤も販売されているので、購入するのもいいですね。
クレンジング剤を使って、汚れを洗い落としていきましょう。
ただ、石けんの場合も、クレンジング剤の場合も、1回洗っただけでは落ちないかもしれません。
3〜5回程度、洗いとすすぎを繰り返してみてください。
それから、汚れを落とす時、お湯のほうが落としやすいです。
冷水で落ちにくい時は、お湯で洗ってみましょう。
爪についた汚れを落とす方法
爪についた汚れは、肌についた汚れより落ちにくいです。
なので、先ほど紹介した石けんやクレンジング剤では、落ちないと思います。
そこで、除光液や歯磨き粉を使って落としていきましょう。
除光液
除光液とは、マニキュアを落とす液体です。
薬剤が強いので、肌につけることはおすすめしませんが、爪用なので、爪でしたらつけても問題ありません。
ティッシュなどに除光液を数滴落とし、軽くこするようにして汚れを落としましょう。
多くの男性は、マニキュアをつけていないと思うので、手元に除光液がないかもしれませんね。
除光液も、クレンジング剤同様、奥さんやパートナーさんが持っているようでしたら、借りることをおすすめします。
また、100円ショップでも販売していますので、気楽に購入することもできます。
歯磨き粉
歯磨き粉には、研磨剤が含まれているものが多いです。
なので、ティッシュなどに歯磨き粉を少し取り出して、汚れた爪を軽く磨くようにして汚れを落としていきましょう。
肌をこすると傷めてしまうので、気をつけてください。
注意点
ここまで、白髪染めが肌についた時の対処法をお伝えしています。
ただし、上記の方法で汚れを落とす時、注意点があります。
注意点とは、肌を傷めないようにすることです。
ゴシゴシしない
指や耳、おでこについた汚れが落ちにくいからといって、軽石や亀の子タワシなどの刺激が強いものでゴシゴシすることはやめましょう。
「私は皮が厚いから大丈夫」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、おすすめできません。
たとえ皮が厚くても、削られていくことは間違いありません。
傷がつき、そこからバイ菌が入ってしまったら大変です。
特に、爪の周りの汚れが落ちにくいからといって、こすり過ぎは禁物です。
爪との界から、菌が入ることはよくあることです。
ひょう疽(そ)のようになってしまうと、ウミが溜まり、痛みが続きます。
気をつけてくださいね。
洗いすぎない
ゴシゴシやらないまでも、洗い過ぎもよくありません。
いつまでも落ちないからといって、洗い過ぎは肌を傷めます。
3〜5回程度洗って、「汚れが薄くなったけど、完全にはきれいになっていない」状態なら、今日は、その辺りで一旦やめておきましょう。
ヘアカラートリートメントの白髪染めの汚れは、お風呂に入って洗うなどしていけば、2〜3日程度でほぼ落ちます。
洗い過ぎて、肌を傷めることのほうが、あとあとまで長引くかもしれません。
落ちないからといって、洗い過ぎは禁物です。
汚れの予防策
ヘアカラートリートメントの白髪染めが肌についてしまった時の対処方についてお伝えしてきました。
ここからは、汚れがつかないようにする予防策についてお伝えしていきます。
スキンオイル
髪の生え際や首、耳や耳の周りなど、汚れがつきそうなところに、髪を染める前に、スキンオイルを塗りましょう。
スキンオイルを塗っておけば、汚れがついてしまってもすぐに落とせるからです。
ニベアのようなハンドクリームでもいいですし、ベビーオイルのような全身に使えるオイルでもかまいません。
スキンオイルに含まれる油分で肌に膜を作っておけば、万が一白髪染めがついてもすぐに落とせます。
ちなみに私は、スキンオイルが手元にない時、食用のオリーブオイルを使ったことがあります。
食用のオリーブオイルでも、実際に、汚れはつきにくくなりますが、肌につけるように作られているわけではないので、おすすめしません。
手袋
指や手のひらにスキンオイルを塗ってもいいですが、白髪染めを塗布する作業がしにくいかもしれません。
そんな時は、手袋を使いましょう。
手袋をしていれば、汚れる心配がなく安心ですね。
ヘアカラートリートメントの中には、使い捨ての手袋が付属品としてついているものもありますし、100円ショップで購入することもできます。
私は、100円ショップでゴム手袋を買い、白髪染め専用で何度も使っています。
汚れを落としてステキなライフスタイルを
このページでは、ヘアカラートリートメントの白髪染めが、肌についてしまった時の対処法についてお伝えしました。
白髪染めがついてしまった場合、すぐに拭き取ることが鉄則です。
しかし、汚れたことに、後から気がつく時もあるでしょう。
拭き取っても汚れが落ちない場合は、石けんやクレンジング剤を使って洗い落としましょう。
爪には、除光液や歯磨き粉がおすすめです。
ヘアカラートリートメントの汚れは、お風呂に入るなどすれば、2〜3日ほぼ落ちますが、職場で、「あっ、白髪染めがついちゃいましたね」なんて、思われないように、できるだけ落としましょう。
ヘアカラートリートメントは、若々しいあなたを取り戻してくれます。
ステキなライフスタイルを送ってください。