コエンザイムQ10を配合し、トリートメントしながら白髪を隠す白髪染め、「DHC Q10 クイックカラートリートメント」をご存知ですか?
コエンザイムQ10とは、健康にも美容にも欠かせない補酵素(酵素の働きを補助する成分)です。コエンザイムQ10を配合することで、頭皮の血行を良くしたり老化を遅らせたりする効果が期待できます。そのため、健康的な髪が育つようになるのです。
このページでは、DHC Q10クイックカラートリートメントを使って白髪を染めてみた経過と結果をお伝えします。
このページの目次
体験レポート
DHC Q10クイックカラートリートメントの色の種類は、「ブラック」、「ダークブラウン」、「ライトブラウン」です。今回は、ブラックを使って染めていきます。
届くもの
ネット通販で注文すると、写真のようなものが届きます。届いたものを紹介します。
- あいさつ文
- 選べるサンプルプレゼント(今回はトリートメントを頼みました)
- 化粧水・クレンジングのサンプル
- カラートリートメント本体(箱の中に説明書あり)
- サプリ成分の小冊子
- らくがき版用はがき(感想などを書いて送るもの)
- らくがきかわら版
- 買い物ガイド
- FAX用注文用紙
- DHCオリーブ倶楽部(本)
- みんな元気?(本)
- 納品者
- DHC商品の特典・サービスの小冊子
DHCは、扱っている商品が多いためか、自社商品の紹介が多いです。2冊の本は、日常や健康などの情報も載っていますが、商品紹介がメインです。
送られてきたものはたくさんありますが、クイックカラートリートメントのことを詳しく説明する小冊子は含まれていません。今回送られてきたものは、白髪を隠したいだけの人にとっては、必要以上の情報であり、しかも、肝心の白髪染めに関する情報がないことは、残念です。
また、他の白髪染めを注文すると付いてくることが多い、手袋やコーム(ブラシ)、ヘアキャップなどは付いていません。そのため、必要な人は自分で準備する必要があります。
白髪染めをする準備
Q10クイックカラートリートメントを使う前に、前もって準備すると良いものがあります。
先ほど述べた、ビニール手袋とコーム、ヘアキャップ(またはラップ)です。ただ、手が汚れても良い人は、手袋やコームは必要ありません。また、ヘアキャップやラップも、必ず使わなければならないものではないため、必要な人だけ用意してください。
シャンプーする
Q10クイックカラートリートメントは、髪の表面に色をつけて白髪を隠すタイプの白髪染めです。髪に整髪料や育毛剤などが付いていると、色がつきにくいです。そのため、使う前にシャンプーをする必要があります。
シャンプーした後は、しっかりタオルドライしてから白髪染めを行います。
手に取る
Q10クイックカラートリートメントの塗布量の目安は、以下の表の通りです。
髪の長さ | 塗布目安量 |
---|---|
ショート | ピンポン玉大1個 |
セミロング | ピンポン玉大2個 |
ロング | ピンポン玉大3個 |
私の髪の長さはショートのため、ピンポン玉大1個を目安に始めます。
塗布する
白髪が多い部分や気になる部分からクリームを塗り始めます。その後、髪全体にコームを使って塗布していきます。
同じタイプの他の白髪染めを使うと、使用量目安では足りない場合が多々ありますが、Q10クイックカラートリートメントは、クリームが固めのためか、目安量のとおり、ピンポン玉大1個くらいで髪全体に塗布できました。
また、使い始めてすぐに、良い香りに気づきます。香りは、フレッシュハーバルの香りです。フレッシュハーバルの香りは、スッとするようなハーブの良い香りです。妻も、「良い香りがする」といっています。
手に色が付きやすい
Q10クイックカラートリートメントは、素手で使える白髪染めです。ただし、手に色が付きやすいため、手に取る前に「手を濡らして使う」と説明書に書いてあります。
しかし、実際に手を濡らし、素手で使ってみましたが、色がしっかり残ってしまいました。これまで、いくつかの素手で使える白髪染めを使ってきましたが、手のひらにこれほど色が残る白髪染めは初めてです。
今回は、手のひらしか汚れませんでしたが、指先まで付けてしまうと、爪の間や爪の周りはかなり色が残ることが想像できます。
Q10クイックカラートリートメントを使うときは、手袋をはめて染めることをおすすめします。
最初は10分、2回目以降は5分放置する
Q10クイックカラートリートメントは、髪に色が付くまでしばらく待つ必要があります。ただし、他の白髪染めと比べると、比較的、待つ時間は短いです。
初めて使うときは、10分です。その後、2回目以降は5分です。ただし、染まりが不十分と感じるときは、30分を限度として延長しても良いです。
待つ時間は、髪にヘアキャップをかぶるかラップを巻くと、さらに色づきがよくなります。今回は、ラップを巻いてみます。ラップは、髪を押さえることができるため、髪の根元まで色づきやすくなります。
また、ラップの上から、ドライヤーなどで温めると、さらに色づきがよくなります。
すすぐ
放置時間が経過後、シャワーなどを使ってお湯ですすぎます。すすぐときのポイントは、しっかりすすぐことです。
しっかりすすぐとは、お湯の色が透明になるまですすぐということです。すすぎが十分でないと、タオルや服、枕などに色が付く可能性があります。服などの布に色が付いた場合は、洗濯をしても色は落ちません。しっかりすすぎましょう。
乾かす
すすぎ終わったら、髪を乾かします。タオルで軽く拭き取った後、ドライヤーを使って乾かします。
髪を乾かすとき、「自然乾燥が良いため、タオルドライしかしない」という人がいますが、髪を湿ったまま放置すると、髪が傷みます。
髪の理想の水分量は、11%〜13%です。タオルドライのみでは水分が多すぎるため、ドライヤーを使って、しっかり乾かします。
また、髪を乾かした後、すぐに育毛剤や整髪料を使うと、色落ちする可能性があります。
1回使用の結果
写真のとおり、1回使うだけでは、あまり染まっていません。使用後、手を洗っても手の平の色が落ちなかったため、髪ももっと染まるのかと思いましたが、髪は期待したほど染まっていません。。
2回使用の結果
2回続けて染めると、色が付いてきたようです。写真を撮ったときの光の加減もあるかもしれませんが、2回の使用でだいぶ染まっているように感じます。
3回使用の結果
3回続けて染めたら、だいぶ白髪が目立たなくなってきます。真っ黒ではありませんが、白髪はほとんど見当たりません。私の場合は、3回でほぼ白髪を隠せると判断します。
今後は、1週間に1〜2度の使用で色をキープできるでしょう。
色落ちする
3回続けて染めた後、4日目で染めた色が薄くなってきたように感じます。Q10クイックカラートリートメントには、「カラーフィックスコート」という成分が配合されています。この成分が髪を1本1本包み込み、色持ちがよくなり、さらに髪のツヤ感もプラスされるようです。
しかし、私が使ってみた感想としては、他のヘアカラートリートメントと変わらないか、逆に、早めに色落ちする印象をもちました。
染めた色をキープするのであれば、3〜4日に1度染めると良いでしょう。また、「グレーな髪色も好き」という人は、自分の好みで使う間隔をあけても良いです。
敏感肌の人はパッチテストが必要
アレルギー体質の人や敏感肌の人は、使う前にパッチテストをする必要があります。パッチテストとは、使う商品に含まれる成分によってアレルギーが起きないか確認するテストです。
Q10クイックカラートリートメントは、化学反応を伴わない染毛料のため、頭皮への負担は少ないです。しかし、アレルギー体質の人や敏感肌の人の中には、頭皮がかゆくなったりかぶれたりするなどのアレルギー反応が起きる人もいます。
Q10クイックカラートリートメントの使用説明書には、多めのスペースをとってパッチテストのことが書いてあります。他の白髪用カラートリートメントの説明書には、パッチテストのことは、これほど大きく書いてない印象です。
私の個人的な考えですが、他の白髪用カラートリートメントよりも、パッチテストをおろそかにしないほうが良いという印象です。ちなみに今回の私は、何の反応もありませんでした。
パッチテストの詳しいやり方はこちらです。
Q10クイックカラートリートメントの特徴
Q10クイックカラートリートメントは、髪の表面に色をつけて白髪を目立たなくするタイプの白髪染めです。このタイプの白髪染めは、1度使うだけではしっかり染まらず、数回続けて使うことで、希望の色に近づいていきます。
また、毎日のシャンプーで色落ちすることも特徴の一つです。そのため、染めた色をキープするには、1週間に1〜2回使う必要があります。
Q10クイックカラートリートメントは、「イオン性カラー」と「極小分子カラー」の2つのカラー成分により、徐々に髪を色濃くしていきます。
イオン性カラーが髪のイオンと引きつけ合うことで色がつき、極小分子カラーが髪をおおっているキューティクルのすき間に入り込むことで、短い時間(2回目以降の放置時間は5分)で色づきます。
また、Q10クイックカラートリートメントはノンシリコンで、コエンザイムQ10のほか、ナタネ油やオリーブ果実油などの美容成分が配合されています。
これらの美容成分にはヘアケア効果が期待でき、傷んだ髪を補修しながら、髪に潤いやツヤ・ハリを与えます。
短い時間で染められる白髪染め
このページでは、DHCのQ10クイックカラートリートメントを使って白髪を染めている経過と結果をお伝えしています。
私の場合は、3回連続で使うことで、ほぼ白髪を隠すことができています。また、一般的な白髪染めのようなツンとする匂いはなく、ハーブの良い香りがします。この香りは、男性でも受け入れられるのではないでしょうか。
染めた後の髪も、潤い感やツヤ感が残ります。
ただし、使うときに地肌に色が付くと落ちにくいです。使うときは、手袋をすると良いでしょう。
Q10クイックカラートリートメントは、5分という短い時間で染められ、髪にやさしい白髪染めといえます。